曲の話し(雑談)

中島さん三態。固体→液体→気体

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やっぱなっきぃ最高と思う写真!

 

今年の曲はハロプロ全体で、℃-uteのThe Powerが頭数個分抜けて良いと思う。Love take it allは楽曲的なレベルの高さでは論じにくい曲だけれど、℃-uteに良かったし、これは新しい代表曲になると思う曲だ。

楽曲的な話しだと、powerの次は、Berryz工房のアイドル10年が良いと思う。その次は、地球は今日も愛を育むかな?

℃-uteの今年のシングルは、Love take it allとThe Powerで、非常にレベルの高い曲だ。

娘。はけっこう酷くて、トリプルA面のシングルが壊滅。時空はまあ論じにくい作品だけど、ピアノの細切れのSEなど、とにかく聞きづらい上に、10年くらい前に流行った世界観なので、『いまさら』感が強い。パスワードゼロは、当ブログで批評したように、世界観と音色とMVは一体感があるけれど、やはりミスが多く、地球は愛を育むよりは下のレベルだと思う。けれども、今年の娘。で一番、優れた楽曲がパスワード0だろう。

娘。はタイアップものが多くて制約が強く、ちゃんとした曲がかけなかったのかもしれない

つぎもトリプルだと言うので、1曲の完成度がめちゃくちゃになるんじゃないだろうか?

タイアップの前の娘。は良い曲がかけてたし、help meやone two threeレベルの楽曲が来れば、なにもしなくても人気は上げる。

今年の℃-uteは楽曲のレベルが高い線で維持できているので、爆発的な事にはならなくても、良曲が長く新規客を掴んでくれる。

流行にのった上での、レベルの高い楽曲は、確実に新規を増やす。

いまは、疾走感や熱量、リズムのポイントに同じようにノリ続ける、ハロプロで言えば℃-uteのような音楽が、アイドルの楽曲の全体的な流れであり、娘。もロボ声にした上での、123やhelp meは、℃-uteと同系統の曲になり、やはりこれに市場支配力があったから、当時人気が上昇したと考えて良いだろう。

 

スマイレージの今日も地球は愛を育むは、評価が微妙な曲なのだけど、Bメロの曲の推進力の強さと熱量が、今の流行に近い、と思う。

 

去年の話になるけれど、わがまま気のまま愛のジョークは、メタル系のテンポなのに4つ打ちを装っているプログレ、というもので、娘。ファンには良さそうだけど、これだとベビーメタルの曲のが、もっと速いし熱量と疾走感が大きい。

EDM4つ打ちだとやはりテンポを下げて、常識的なBPM126付近で曲を作るべきでなかろうか?

クレ完やアダムはちょっとBPMが速すぎたかな、という気がする。

BPM140を超えるなら、とくにBPM150台だと、もうメタルの領域だし、それならラブテキのように4つ打ち系やEDM音色じゃないようなアレンジのが良いだろう

 

次の℃-uteシングルには、4つ打ち系の曲は入ると思うので、やはりPowerと似たような常識的なBPM126付近の4つ打ちが良い。心の叫びもテンポが速すぎるのかもしれない。あれはたしかBPM140くらいあったんじゃなかろうか?

曲の疾走感や推進力は、BPMを早くしたからって出るものでもないのだから、作曲技術が低いのに、意味もなく常識と違うBPMにするのはやめた方が良さそうだ

 

The Power(BPM126) 地球は今日も愛を育む(BPM123)アイドル10年(BPM126)

 

追記:

アップフロントは超大手事務所なので資金力もあるしテレビのコネクションも大きいし、ライブ会場のコネも大きい。

普通に流行りにのった、レベルの高い楽曲を書けば人気は上がる。人気が下がるのは流行りにのっていないか、楽曲のレベルが低いからだ

 

しかし、資金力がない、テレビにコネがない、ライブ運営にスキルがない事務所なら、どんなに良曲を書いても、人気は頭打ちしてしまう。このタイプの事務所は良曲を書いてもしょうがない、という事になる。

ある一定以上の事務所に所属しているアイドルグループなら、人気の差は楽曲レベルの差が大きい、と考えるのが合理的であろう。もちろん理由はそれだけでないが、楽曲は大きい。