YAMADA電気LABI1イベント℃-ute

℃-uteちゃんYAMADA電気イベントでフルコーラスで8曲握手なし

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4月20日に大阪YAMADA電気のLABI1のイベントスペースで無料イベントを行った。握手なしという事が事前に通告されていて、蓋を開けてみると8曲フルコーラス披露した。

握手なしイベントというのは、最近のハロプロでは斬新だと思うし、握手なしに対しても、人が同じように集まったというのも良いことだ。むしろ握手ないから行ったという人もけっこういるんじゃないだろうか。

 前の方の記事で書いたように、℃-uteの顧客は金銭力の少ない層が増大しているので、この層へと対応しなくてはいけない。ホールコンツアーにすべての層のファンが参加する、という状況ではもはやなくなっているハズだ。ホールコンツアーはもはやプラスαのポジションへと移動していくのではなかろうか。

きちっとセットを作ってショーとアトラクションの要素が強いホールコンと、安くて騒げるイベントと、種類を分けていけば、上手く金銭力の少ない層へ対応できるんじゃないだろうか?

またいきなりこういうイベントで8曲やったというのは、予測しにくかった事で、こういうゲリラ性が「アイドル」を盛り上げるのだから、最近の℃-ute陣営は、いまのアイドルへと対応してきている。

毎回予想できるイベントと、いけばちゃんと同じように楽しませてくれるという定番性が、ハロプロのアイドル力を低下させてきていたので、「混乱」が人気を引き上げるという法則に従えているようで良かった。

エンターティメントショービジネスにおいて、客は不満とストレスを求めており、満足を与えられると離れていってしまう。客に求めているものを与えてはダメだ。常に斜め上からの意外性と、不満やストレス、これを与えることが、サービスだろう。

不満こそ対象への最高の興味の表れだ。不満を持つことで、人間は「この次」を思い描く。満足すれば「この次」を思い描かない。

たとえばスマイレージの離客率が(ハロプログループにしては)大変高いのは、顧客を満足させてしまうからで、ここを変えないとダメだと、何度もブログに書いてきた。最近のスマイレージのようにライブを見る機会をあまり与えなければ離客率が高くても、短期間で客を失う事はなくなる。スマイレージの場合、参加できる十分な数のライブをやってしまうと、離客率の高さから顧客をほとんど失ってしまうので、今のやり方は正しい。

しかしハロプロのグループはライブで稼がないといけないので、このやり方だと、ただの金食い虫グループになってしまう。どうするのだろうか。 

セットリストは

Love take it all
心の叫びを歌にしてみた
Please, love me more!
キャンパスライフ
美少女心理
家電トーク
FOREVER LOVE
都会っ子
告知
ダンバコ