フォークロック+ハウスorユーロ歌謡の℃-ute

℃-uteの音楽は正統派北関東ヤンキーの走り屋系ミュージックだからね」

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℃-uteの音楽性といったら潔い良い程のメジャー指向であり、いわゆる北関東系音楽だ。車を走らせながらCDを聞いて娯楽はパチンコみたいな人がメインターゲット。このタイプの音楽の歌詞は大抵即ぶつ的で、ほとんどはセックス一直線のような歌詞の事が多いが、℃-uteも例に漏れず、そのタイプ。パチンコ屋の景品のCDに相応しいタイプの音楽であり、もともとそのポジションは、浜崎あゆみだった。

メロディのタイプは抑揚系であり、メタルや重いロック、あとはパンクやハードコアに近く、ほとんど同じ音程で間合いを少なくしてしゃべるように歌うもの。

インパクトを強くして、とにかくパワーをこめるのが大切な系統の音楽だ。

ダンス路線の曲もメロディだけ抜き出して、メタルアレンジにしてもすっきりハマる事が多いと思う。そもそもMidnightTemptaionも独り占めしたかっただけなのにも、メタル風味のダンス曲アレンジだ

 

アップフロントはフォークロック(特にツインギターツインボーカル)の音楽制作は得意であり、℃-uteの君チャリや悲しきヘブンは傑作となった。ダンス音楽は得意ではないようだったが、プラチナ期に始まるダンス路線と娘。EDM路線の4年間の努力でようやく形になってきており、その成果をまるごと℃-uteが譲り受けた形になり、クレ完やアダムのような傑作曲ができあがった。このタイプの曲(メタル系メロディ的のハウス歌謡)は、もはやアップフロント以上にうまく作れる事務所があるのか?と思うような出来だ。

 

℃-uteは現在、フォークロックとハウス歌謡の融合で勝負しており、これらの系統ではNo1の音楽制作力を持つのがアップフロントだろう。

メンバーもダンス&ボーカルグループとしてポジションを築いたが、℃-ute陣営の音楽スタッフも業界トップの音楽制作能力を持つタイプの音楽を手中にしている。ただ、つんくちゃんとの相性がいまいちな時があるのが、問題点だ。