ハロステ#49感想

ベリーズ工房「一億三千万総ダイエット王国」

 

ちょーぜつカッコ良いじゃん。℃-uteに来なくて良かった曲だし、何度も聞きたいと思う曲でもないけど。歌詞と衣装とダンスがもっとぶっ飛べば、もっと楽しそう。歌詞が常識的なのがつまらない。もう歌詞を漢文にするとか、色即是空とか一切皆苦とか地平本願とか言い続けるか、いっそ畑亜貴に作詞を頼む、というのはどうでしょう

ダンスもハロプロの人じゃなくて、もっと特殊な分野の人に振付頼んで。歌詞とかダンスとか衣装が範囲内すぎて、そのバランスが悪い。服はコシノジュンコか、やっぱり(笑。

ハロプロのEDMにしては珍しく、曲自体にEDMを感じるし、すごく出来が良いので、全体的なプロデュース力と、個々のスタッフの力量に問題があると思う。人間オールマイティーじゃないので、特殊な音楽をやるなら、特殊な分野の専門家を集めたほうが良いんじゃないだろうか!?

 

ワンフォー娘。「笑顔の君は太陽さ」

 

MVがないから、カルト宗教の気持ち悪さはなくなって、曲とダンスに集中できるようになった。娘。のコンサートの演目にぴったりはまりそうな曲だなと思った。シングルとして効いているかどうかはわからないし、他のグループのコンサートの演目にも入らない。でも、娘。コンの子供劇団ミュージカルなら、すごくうまくいきそう。

ホールコンのレビュー形式の曲としては、すごく良い曲だなと感じた。

自分がワンフォーヲタでホールコンに参加していたら、ホールコンの曲として、すごくお気に入りになりそう。

 

℃-ute「愛ってもっと斬新」

℃-uteはもともとアリーナコンに向いてるパフォーマンスだったが、最近は本格的にアリーナ規模の曲をやっている。将来アリーナツアーをした時に、しっくりくるだろうなと思う。同時にホールコンでは難しく、ライブハウス規模では無理なタイプの曲だ。

年末のテレビの歌謡祭などの、大きな場所(アリーナとか大ホール)でやるテレビの歌謡祭向きの、パフォーマンスと曲だなと、この動画で感じた。他のグループはホールコンかライブハウス向きの曲だが、℃-uteはテレビの歌謡祭でいける「華やかさ」とオーラが出てきてる。

もはや、ハロプロ的なホールコンライブでは、全く食い合せが悪くなってるんじゃなかろうか。娘。があくまで、ホールコンレビューに標準を置いた「笑顔の君は太陽さ」を出したのとは、逆の考え方で曲をプロデュースしている気がする。

あと少しで、テレビとアリーナコン対応の基礎が固まりそうだ。そしてライブハウスとホールコンは難しくなってきた。ホールコンはまだ良いが、この新しい曲群でライブハウスを回らすのは、音楽的には、やめて欲しいと強く思う。2013年以降の曲は℃-uteライブハウスは無理な曲だと思うのだ。

ホールコンはレビュー形式は諦めて、神聖なるペンタグラムから、今流行りのライブのつくり方になっているので、それなりには対応できてる。

(ハロコンをホールレビューじゃなくて、スタンド席があるアリーナでお祭り的にやると℃-uteは映えるし、娘。はけっこう残念になってくると思う。スタンド席がない大会場だと℃-uteが非常に不利だろう。そういう会場ではスマイレージと娘。EDMは強そうだ。簡潔に云うと、昔ハロプロがやっていたようなお祭りアリーナコンなら℃-uteは良いパフォーマンスを発揮する)

 

スマイレージ「良い奴」

福田花音以外のプレイヤーの力量が不足しており、ちょくちょく足を引っ張るのが気になるのがスマイレージだ。音楽パフォーマンスグループとしては達していない。

ホールコンなので、もう少しフォーメーションに気をつけて、レビュー形式を作り上げて欲しい。

レビューに対する経験不足なのだろうか?

立ち位置や振りのバランスを常に気を配って、目で確認して。もっとベリーズ工房を参考にして、きちっとしたレビューでのパフォーマンスに気を使って欲しいと思う。

小さいライブハウスで騒ぐ以外の技量が圧倒的に不足している上に、小さいライブハウスの騒ぎが、他のそういう規模のアイドルと比べてつまらない、と、全く勝てる『個性』のないグループだと思う。個人個人がマイナーな方向に突っ走るより、メンバーで話し合って、グループとしての特徴を力を合わせて作り上げた方が良いのではないだろうか?

パフォーマンスという尺度で見たとき、グループとして良いところが一つもない。福田花音が上手いなぁ、素敵だな、まろさいこう、にょんかわいいにょん、くらいしか良いところが。

素人としての適度な上手さは、すべてに方向に伸びてるが、プロフェッショナルとして達している技術が一つもない。まろだけは、プロフェッショナルに達してるけど。

たぶん、パフォーマンスはもう無理なのかもしれない。つんくちゃんがKANジャニって言ってたくらいだから、歌やダンスやパフォ以外の違う路線かなぁ

あとこの映像での感想じゃないんだけど、周囲のスタッフを信頼した方が良い。反抗期にグレルみたいな態度じゃ、パフォーマンスは見込みがなく、その悪さが如実に出ている。上達は周囲のプロフェッショナルに従う、真似する以外の方法では起きない。個性はいいから、ちゃんと人を真似して、またアドバイスを真剣に聞いて欲しい。このままじゃ、技術の見込みがないグループになっちゃう

(パフォーマンスや技術という)結果だけを見えれば、やる気がないと言われてもしょうがない。で、言われたとき、反抗せず、真摯に受け止められるか、それが今後のスマイレージを決めると思う

 

Juice=Juice「初めてを経験中」

ハロプロにありがちなビジュアルイメージの気色悪さが、今のところないグループ。弱点は、かりんちゃんの歌唱中の表情の気色悪さだけ。これもおそらく、エッグヲタ向けに作った表情が、普通のドルヲタには気色悪く写る、という、エッグヲタの呪い、みたいなものだろう。スマイレージ初期はこれで失敗したので、かりんちゃんはすぐに直した方が良い。カメラを忘れてしゃべってるときは、素敵な表情をしているので、早くエッグの変な癖が抜けてくれれば、素敵な子になりそうだ。

あと、かりんちゃんとさゆきちゃんの喋り方も、早く治した方が良いが、かなともや由加ちゃんの外部の人がいるので、きっとじきに治るだろう、と思う。

 

衣装が今のアイドルっぽさと可愛さがあって、ブーツの色分けが、すごくおしゃれだ。ジュース×2、すごく見た感じが良い、好き!

今のところ、ハロプロが足を引っ張っていない。