今の時代本当にハロプロブランドとしてまとめた方が良いのかな?

ハロコン行かなくても動画で見たりしても、昔はそれなりに楽しかったハロコン

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AKBグループはけっこうまとめて行動してる。日頃の公演はそもそも16人のチーム単位なのだ。チーム毎に公演曲と個性は違うが、メンバーがトレードされたり、首になったりするので、パフォーマンスが完成していく事はない。

そのチームをまとめて、AKBだのSKEだのになっていて、さらにまとめてAKBGでドームでライブしたりする。

AKB本体以外は、℃-uteのように平日武道館2daysできるだけの規模はない。

AKBグループが巨大に見えるが、SKEとかNMB、乃木坂と比べると、実は、娘。や℃-uteの方がはるかに規模が大きく、ベリーズも決して規模が小さくはない。

つまりこの規模のグループを同じ所属にしているのは、ハロプロだけだという事だ。

また娘。も℃-uteも歴史が長く、℃-uteはメンバーを入れ替えていないので、大変個性の強いグループになっている。

 

アミューズもスターダストもまとまった行動はしてない。ただ同じ事務所内での客の移動は普通に行われており、ブランドがないから移動してない、という事がない。

 

ハロプロが客を循環するためにブランドをまとめているにしても、他の事務所では同一事務所内で移動しているので、それほどハロプロに利点があるという強力な利点でもなかろう。

 

昔はテレビという限られた資源をわけて使う必要があるが、いまはネットであり、これは限られた資源ではない。

つまり同じ事務所の他のグループに興味を持てば、いくらでもネットで動画を見れる。

 

ハロコンの名古屋公演は現在1階が埋まらない状態だが、℃-ute単独なら4階、娘。でも℃-uteに近い規模で公演できるだろう。

ハロコンでまとめた時に公演の規模が非常に小さくなっている。これはまとめた事によるマイナス効果ではなかろうか?

 

作曲の話も問題だ。AKBGは作詞だけ共通で作曲はコンペ。他の事務所も、作曲している人を同じにしている所はない。

娘。はつんくちゃんの分身だと言ってるから、オールつんくちゃん曲で良いが、他のグループはみな個性が違う。特に℃-uteの個性とつんくちゃんが相性が悪いといつも感じており、個人的にもつんくちゃんのファンではない。

つんくちゃんが嫌いなわけでもないので、つんくちゃんの曲があっても良いのだけど、100%つんく曲というのは、いくらなんでもおかしくないだろうか?

 

スマイレージはツアーができないでいて、なんとなくメンバーの心理状態に不安がある。非常に早い速度でフレッシュ感がなくなっている。同じアップフロントの(仮)はツアーしたり、決戦!したりしているのに、なぜスマイレージは有料ライブができないのだろうか?

 

今回のファッション路線に付き合わされるのが、あまり好ましくないグループもあるだろう。

娘。で世間についたイメージに、℃-uteが付き合わされのは、かなりまずい展開だ。ベリーズはしょっちゅう子供時代の写真をテレビで出してるから、ある意味しょうがないし、スマイレージは中学生メンがいる。

℃-uteは大人グループのイメージで売っているのに、ハロプロが女子中学生がかなり年上の男性と頻繁に握手するイメージになったら致命的だ。

「さやしりほ」の写真集を見せてから、これぞハロヲタだという50代男性がさやしと握手して喜んでる姿をだしたら、一発で沈みかねない。

 

ひなフェス、野外音楽堂のように、同じ事務所のグループがまとまってライブを行える環境も出てきた。ハロプロ以外のグループも出演していた。

 

現在、ハロプロでまとまっている利点が本当にあるのだろうか?

そろそろ「ハロプロ」を解散して、各グループに似合った曲、プロモーション、ツアーを組んでもらった方が良いのではないだろうか?

 

ライブステージの組み方も、最近まではグループ全部が似た、娘。風の階段劇場、ステージをできるだけ大きく見せる組み方だった。

神聖なるペンタグラムから℃-uteはステージの組み方を独自のものにした。

かなり狭くとって、さらに色々なオブジェを大きく作る事で、視覚的にもステージが狭く見えるようになっている。

トレジャーボックスも同様だ。派手で大きな階段もなく、階段途中でのパフォーマンスもしない。ステージは狭くダンスはたいてい密集隊形。

娘。とは正反対の考え方で組まれたステージだ。

 

このステージの組み方については、ハロプロ縛りがほどけて本当に良かった。

℃-uteは見せ方や、やることを限定して、狭く集中していったグループなので、ハロプロ縛りに足をひっぱられやすい。唯一、顧客還流効果が期待できるが、それもネット時代になり、ハロプロブランドをなくせば、事務所のグループを顧客が還流する。いまより、還流率は減るかもしれないが、

「ひなフェス」「野外音楽堂」みたいなのを定期的に開いておけば、還流効果は保てるのではないだろうか?

例えば一年に一、二回SSAでやるとか。最近資金(SATOYAMAスポンサー)がありそうだから問題なかろう。