おかげさまで℃-ute武道館2daysSOLDOUT

撃墜マークがついたよーー

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というわけで、℃-uteは撃墜マーク「Sold Out」をつける事を大切にしているから、完全に撃墜できて良かった!

 

話は変わるが

℃-uteのアルバムにタイトルにふさわしい全編尖った凄い音楽を望む人達がいるが、それは℃-uteにアイドル性を保証するものなのか、という問題がある。

Perfumeのようなグループは、先進的な音楽、先進的な表現や演出に挑戦し続ける、この世に正しい本当の音楽を広めるグループとしてのアイドル性があった。それとダンスの技量のレベルが高い事はマッチングしている。

 

ももクロちゃんのようなグループは、歌もダンスもあまりできない、いつもいろいろダメな私だけど、本気で情熱をもってやれば、うまくいく!というところにアイドル性をもっており、彼女らが下手だということが、アイドル性とマッチングしている。

 

アイドルたるもの、アイドル性を確保するのに良い技量を持つことが大切で、しかもたいていの場合、技量を上げる事はアイドルとしての寿命を縮めている。スマイレージの技量が上達してきており、アイドルの賞味期限をどんどん消費しているのが気になる。

 

℃-uteに関しては努力・友情・勝利であり、また絆がアイドル性だ。彼女ら技量が高いという事はこれらの結果であり、それは別に唯一の結果でもない。アイドル性をコンサートで演出するのが、もっともアイドルにとって大切であり、これは必ずしも「歌とダンス」だけやる、という事には限らない。(もし技量が高い事で人気が出ているのなら、2011年初頭には人気が大きく上昇してきているハズである。実際に℃-uteの人気が上昇し始めるは2012年4月からで、これはおそらく技量が評価されたというよりも、もっと違う現象だったハズだ。うまいことにインパクトはあったろうが、おそらくそーゆーことではないのだ)

おそらくPerfumeのように歌とダンスの先進的なショーを行うより、ももクロベースにして、努力友情勝利絆のアイドル性を演出するイベントの中で歌とダンスのショーを行う、という風に、考え方の構築の順番を変更した方がよかろうと思う。

ハロプロ界隈の人は、ショーや舞台をコンサートでやっているという先入観で見ているから、他のアイドルが何をやっているのか、つまり根本的に違う事をしているのに、気がついていないところがあるのだが。

つまりは大きな箱でのアイドルイベントであり、そういう中で歌やダンスがプログラムの中に入っている、という感覚なのだ。

℃-uteのライブは、もともとサッカーのスタジアムにいるような感覚に近く。ステージ上で立ち続ける℃-uteちゃんたちを応援し続ける!そういう選手とサポーターの関係せいに近い、というか、ほぼサッカーだと思ってもよいくらいなのだ。

歌手やダンスのショーの感覚より、サッカーを見に行っている感覚。

だから、ライブはより、ももクロよりに修正していった方が、本来℃-uteちゃんたちが何をやっているのかわかりやすくなり、そのアイドル性がはっきりするはずだ。

アイドルのライブは、歌やダンスのショーじゃない、アイドルのイベントであり、それはサッカーやプロレスや、そういった現場との連関が強い。