スマイレージ「ええか」でちょっと思ったこと

スマイレージ「ええか」についてはMVが単独でアップロードされた時に、きちっと書くとして、ちょっと思った事を書きたい

ヤッタルチャン」は曲自体はなんて事ないデジポップだった。もし何かを感じたなら、それは二期の魅力だ、と当ブログに書いたことがある。

ヤッタルチャンは今時のアイドル曲の中では大変に平均的なできだろう。後、個人的には説教されるのが良くなかった。

「新しい私になれ」はハロプロ臭のきつい曲で、これは外には届かないだろう。

 

「ええか」は、ヤッタルチャンでコツを掴んだのか二期の魅力に似合った曲であり、これまでにないくらい、今のスマイレージにフィットしてるハズの曲だ。このくらい、ハマってるなら、このまま次以降のシングルは、ヒップホップに路線を決める事を強く支持する。

めいみちゃんとあかりちゃんの髪型とルックスに、曲がうまくはまってる。まろ(にょんさん)は髪の色がフィットしてる。まろが黒髪にすると、どうしても秋葉原のメイド喫茶系の年齢がかなり高いアイドルに見えてしまって、そこがスマ全体の路線と合わせた時におしゃれじゃなかった。

りなぷ~は直接近くで見てる人は知ってると思うが、髪を上げた時が最強になる。今まで、髪上げをなんで隠してきたのかな?とも思うのだが、年齢が上がってきてルックスが垢抜けるまで、隠しておいたほうが良い、という考え方もよくわかる。

恋は一瞬のインパクトだ。ルックスが垢抜けて来たタイミングで最強の髪型にすれば、一気に変わるので、この変化のインパクトが、恋を形作る。

ヒップホップ路線なら、かななんとあやちょの髪型は、もうちょっと何か考えた方が良い気がする。

 

歌詞のセンスが、つんくちゃん離れしてるところがある。

所々に漢文調は残っているので、まあつんくちゃん書いたのかなとも思うのだが、歌詞の内容、特に2番の主人公はりなぷ~かなと思う。

この「ゆるい」カンジの歌詞が、スマイレージに似合っていると思う。

この歌詞だと、いまのスマイレージと一緒にの気持ちになって、歌詞を体験し、感じていく事ができる。

ヤッタルチャンの説教している人がスマイレージには聞こえないし、自分もつんくちゃんに説教されているようで、スマイレージと一緒生きることによってアイドルソングを体験していく歌詞じゃなかった。

今の時代、アイドルと一緒に生きていって、歌詞を一緒に体験したい、という、そういう楽しみ方が、アイドルソングの新しい楽しみ方として発見されており、この方式にハロプロはけっこう疎かったのだが、℃-uteに引き続き、スマイレージも当世風になってきて、アイドルを楽しむ増えた層へのアピールが可能になると思う。

 

スマイレージは、ジャンルはヒップホップ、こういう髪型の作り方、タイム感に正確な細かい切り替えのMV、りなぷ~が書いたかのような歌詞、ここらへんが似合うと思うので、路線をここに決めて欲しい。

 

スマイレージは全員リズムが良い方なので、ヒップホップが小気味よく決まって、心地よい。声が頭に響いて心地の悪い歌になっていた弱点がヒップホップなら解消され、聞きやすい音楽に仕上がった