℃-ute『Love take it all』ラジオ音源 感想 その4

廃墟から立ちが足る福音戦士中島!

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出だしのイントロはクラブジャズ風なフレージング。

クラブジャズ系のイントロといえば最近のハロプロはJ=JのローズクォーツとBeryyzの大人なのよ、だ。

ローズクォーツの方は、このクラブジャズ系とハウス系のサウンドのミックスはおかしいだろう、とこのブログでは言い続けてるので、まあアレ。

Berryzは生バンドでやらなくちゃと主張した点を除けば、イントロはがっちりクラブジャズ系のかっこいいサウンドに仕上がっている。この曲が一番本格的なクラブジャズイントロだと思う。だからこそ、生バンドでやらないと、おかしいと主張した。あと、歌メロ中のオブリガードはよろしくないわけだ。歌謡曲じゃないんだから、オブリガードに頼らず、もっとリズムセクションを使わないといけない。おかげで推進力がなくなってしまう。

こういう事には詳しくないのだけど、大人なのよのエレピはどういう音色??ずいぶんディストーションがかかってるエレピに聞こえるけど。

大人なのよはアップライトのアコベでやればいいのに。で、MVにも登場させて。途中で4ビートやろうよ。

Berryzはダンスに耐えられないと思ったのか、イントロのピアノからキックが入るまでの時間が、ノータイム。いきなり入っちゃってるじゃん!?って思ったのよね。

 

℃-uteのラブテキトーは、イントロのピアノがはいってから16打ちは、ピアノと効果音だけで進んでる。そのあとキックが入りだしてる。

このキックありで16打ち。これで歌に入るかと思いきや、まだイントロは続くのだ。

ここから管楽器系の音色のメロディが入る。これで16打ち。

全部で48打ちしてからメロディに入ってる。

たんなるクラブジャズサウンドなら、16打ちごとにキメフレーズを入れたりしないが、℃-uteのはプロレスや戦隊モノをイメージする系の、アッパー系キメフレーズが入ってくる。当たり前だが、クラブサウンドだったら、こんなふうにリズムをぶち切りにはしたくなく、たとえば大人なのよは、ちゃんとリズムを続けている。

というわけで、ラブテキトーはクラブジャズ風の始まり方をするも、そういう系統の曲ではなくて、プロレスとか戦隊とか、そういう系統の曲の構造になっている。

曲のつなぎ目ごとにかなり明確なアッパー系フレーズを入れてくるし、そのフレーズがそういう類の曲のフレージングだ。

戦う美少女戦士っ!

 

 

次の記事からAメロ以降について書こう

 

このあとAメロ1回目と2回目の間に入るオブリガードフレーズにいたっちゃ田村を思い出した。


Flame Of Mind 田村潔司入場曲 - YouTube

このラブテキトーでプロレスや格闘技の選手が入場するシーン、けっこう想像できると思う。プロレスの会場行ってる人じゃないと、想像しにくいかな?