℃-ute『Love take it all』ラジオ音源 感想 その3
℃-uteのリズムへの乗り方の自分のグラフィカルなイメージはこんなカンジ
グラフの左側がベースの示すリズムの起点であるジャスト。そこからピッチや音量などが曲線を描いて変化していく。これがリズム感とか、リズムの乗り方とこのブログで言っていることにあたる。
一般的に、リズムへの乗り方は大雑把にいうとこういうイメージが多く、おそらくモーニング娘。はこんなカンジに近いのではないか。またそのうち娘。を聞く機会があるときに、ちゃんと聞いて確かめておく。
グラフの左の始点をジャストとみたてて欲しい。
で℃-uteの場合、立ち上がりを押さえつけながらタメを作って、そのあと加速させて上昇させるカンジなので、リズム曲線が完全に立ち上がるまで時間がかかる。
ピッチや音量は1音の中で微妙に変化し、これがリズム曲線を描くための要因になる。ただ、数値的にどのように変化すると、結果、どういうリズム曲線が描けるかは知らない。感覚的なものなので、よくわからないし、楽器によっても違うわけで、あくまでイメージの世界だろう。
歌唱はやらないのでよくわからないが、リズムをよく聞いていると、どうも、つんく歌唱法は、鼻に(空気)インパクトして、そこをリズムのジャストに合わせているようだ。鼻のインパクトのあと、そこから抜いていくようにして、リズムの立ち上がりを作っているのだと思う。
喉へのインパクトでリズムをとるという歌唱の人もいるだろうし、いろいろ考え方はあるのだろう。その中で、つんく歌唱法は、鼻へのインパクトでリズムを数えていると思う。
℃-uteちゃんの場合、リズム曲線が立ち上がるのに時間がかかるので、BPM140を超えてくると、途端にあやふやになりやすい。
なので、シングルにおいてBPM140をあからさまに超えてくる曲はやらないと思っていた。都会の一人暮らしでBPM140だ。
℃-uteのリズムの特徴が出るのはBPM130代であろう。
ニューシングルのラブテキトーはBPM146で、これは℃-uteにとっては、本来早すぎるテンポだ。
個人的には非常に心配している。どのように工夫して、このハードルを乗り越えるのか?それとも乗り越えられないのか。
次以降の記事から曲の細かい部分を分析していこうと思う