℃-ute『心の叫びを歌にしてみた』MV感想
℃-ute『心の叫びを歌にしてみた』を見ての妄想トーク!
℃-ute 『心の叫びを歌にしてみた』(℃-ute[A Song from my Cying Heart ...
℃-uteちゃんの2014年3月5日発売の両A面シングルのうちの1曲のMV!
なっきぃみたいな妄想好きの自分には嬉しいMVです。
歌詞と映像で物語を妄想してしまう。
℃-uteちゃんたちが歌っている『あなた』を、ファンや、自分に置き換えて妄想してる。
また、ショーケースに置かれた℃-uteちゃんを、ハロプロの℃-uteちゃん、とも妄想してみた。
ショーケースのマネキンMVを見て、自分はボウイの『鏡の中のマリオネット』を思い出す
鏡の中のマリオネット 操り糸をたちきって 気分のままに踊りな・・・っていう
自分は、いよいよ新しい世界に出て、勝負をし始める、そういう℃-uteちゃんをイメージしました。ハロプロの『修飾』がごちゃごちゃ、ついてた、音楽や衣装、そういうものを、すべてなくして、℃-uteちゃん達が、℃-uteちゃんの音楽をやり始めた、そういうイメージで映像を見てました。
最後、街角を曲がる愛理を見て、マネキンは動き出して、街に出た、という風に解釈しました。
でも、どういう風にでも受け取れますよね。結局、マネキンは街を歩いているのを想像しているだけ、のようにも見れるし。
彼氏のイメージを具現化したくて、自分の想いを素直に出せない女子っていうのは恋愛の基本形で、でも女の子が勝手に自分はこう!っていうのをイメージしちゃって、自縄自縛しちゃうっていうのは、ありがちで、それを『マネキン』で表現する、っていうのは、女子漫画的なイメージで基本的な表現スタイルだと思います。
JKあたり向けの女子漫画によくあるストーリー。そこらへんを知ってれば(読んでいれば)、MVと歌詞がイメージで結びつくかなと思います。
PerfumeのSpring of lifeっていうのもあるし。Spending allmytimeっていうのもあるから、まあ女の子が自分が拘束されている、って感じる、っていうのは、流行りだし、ありがちなイメージです。そういう主題に対して、℃-uteなりの解答を与えた曲かな
やっぱり世の中の主題とぜんぜん関係ない事をやってもしょうがないし、こう女子の文脈の中で、いろいろなグループが、こうだよっ!って解答を指し示しているところがあって、そういう舞台に、いよいよ℃-uteが上がってきた!と思うのです。
いままで、女子の文脈とか関係ない、ハロプロの文脈で曲も歌詞もできていた。ハロプロの世界の中での、ギミックで。
いよいよマスの世界に飛び出してきた。これならすべての女子にギミックが通じると思う。そして、イメージを与え、一定の解答を示してる、想像する余地も残してる。
年頃の女の子にありがちな囚われた感覚に共感できるような、音楽と歌詞になっている
曲が始まる前に、少し無音の映像があるのが、やぱりいいなぁって思います!
漢字だけど、すごく題名のロゴがおしゃれなカンジ。デザインとかまったく知らないので、完全なるシロウトの感想だけど、曲名とチーム名のロゴがおしゃれ!
SE(サウンドエフェクト)で音楽の流れをコントロールして行くタイプの音楽でしょう。アダムとイブのあたりから、℃-uteはSE系の音楽が増えたきたと思う。じゃじゃ馬を書いた人や、女子流の人は、リズムセクションで音楽をコントロールするタイプの曲作りです。それとはまったく違う方向の曲のつくり方。
『愛ってもっと斬新』もSEが非常に多かった。
この『心の叫びを歌にしてみた』は、基本SEで曲想を作り上げるタイプの音楽かなと感じます。映画のバッグでSEを使うことが多く、SEっていうのはシーンを作る効果が高い
Aメロ1回目と2回目の間にSEが入ってくる。ホラー映画で、悪い記憶を思い出した時のようなSE。
Aメロは、女の子っぽいAメロっていうときに標準的な選択支の、ベースパターンと上昇する分散和音コード。カッティングギターっぽいリズムセクションも入ってる。Aメロ2回目は、ディストーションのかかったギターも入る。
Bメロへは切れ目なく入り「孤独な夜が集まってくる」の部分のSEが大好きです。中国貴州省あたりの風景を思い浮かべてしまいました。またこのSEの最後で入ってくる、ベースがかっこいい!
サビはメロディがつながってきた!
マスタリングが昔より良くなってきたので、SEで音楽をつくりやすくなったかなぁと思う。