℃-ute最大規模の即売会を行う予定!

「心の叫びを歌にしてみた」「Love take it all」即売会の日程が発表された

ハロプロでは見たことのないスケジュールの組み方であろう

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何度も書いてるがアップフロントの企業競争力の源泉は興業における正確な集客予想と集客コントロールにあろう。今回の即売会も℃-uteの客層と集客の方向性をかなり正確に予想した上での設定だと思う。

スケジュールのすべてを書かないが注目すべきポイントは

3/4火曜日 川崎クラブチッタ

3/5水曜日 赤坂Blitz

あとよくわからないが最近開業した総合イベント型ショッピングモールの幕張でも日曜日にイベントをうつようだ。

クラブチッタ赤坂Blitzは共にキャパ1300程度のライブハウス。直近のハロプロのイベントを見てると、フルで5曲演奏してる事が多く、今回の℃-uteもその可能性は高い。しかもライブハウスで行われる。

現在、℃-uteの客層は、1年間に1万円を使わないような層への浸透を強めており、また使っても2万は超えないという層だろう。そしてハロプロジャンキー層は極度に減ってきていると予想される。

これは娘。型のホールコンツアーは、℃-uteは難しくなってきて、今時のアイドルのイベント的な作りの大箱ライブへの適正が強い、というパターンへ移行している途中だと予想される。

この場合、低価格商品を充実させ、℃-uteちゃんに関わる機会を多く作る必要が、出てくる。ホールコン参加は、一種の贅沢となるようなレベルの客層を狙っているのだ。

 

となるのと、即売会をライブハウスで行うのは、そういった層への顧客サービスの一つだと考えて良い。入場料1000円で℃-uteちゃんの演奏がフルで5曲も聴けるのだ。

 

いまのところ、このタイプの即売会はハロプロの他のグループでは行っていない。℃-uteの顧客層に一致させるように企画したのではなかろうか。

 

100人ファンを増やしてその中の1人がホールコンに参加してくれれば良い、3人くらいが大型イベントに参加してくれれば良い、くらいの狙いかもしれない。そういう類の商売のやり方もある。

お金を使わない残りのファンは、強力なプロモーション要員になってくれる。一度、学校などでは一度クラスの主流派になってしまえば、クラス全体に℃-ute旋風が吹き荒れ、クラスの話題が℃-uteになる。team℃-uteのパーカーを着たり、そのうち出そうな℃-uteの靴を履いたり、温度マークが学校に蔓延る。クラスの誰も℃-uteのホールコンなどに行かなくてもだ。マニア型の商売より、学校やサークルの制圧型の商売を狙ってるだろう。マスの中でもマスを目指したい。商売は大きく。

(結果どうなるかわからないが、最初から、そこを狙えるのが℃-uteというチームだと思うし、またマニア向けでは芽が出そうにもない)

 

従来ハロプロは、敷居を上げて、お金をたくさん払ってくれる顧客を作る、という手法でビジネスを行ってきた。敷居を下げれば、たくさんお金を払う顧客というのは減少する。

℃-uteのようにメジャー化を目指すと、いままで少数の人の好みに的確に合わせていたのが、大多数の人に向けて、いろいろな好みを総合的に組み合わせる商売になるので、ある特定の人にとっての魅力は大きく減少する事になる。