℃-ute『Love take it all』MV感想 その2

まるで水をえた魚のように笑顔ななっきぃが好きです

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細かい所を考えると色々あるのだろうけど、全体的な方向性が良いんではなかろうか?

マイナーリズム歌謡は、℃-uteの独壇場だ。これを超えるグループはまず出ないと思う。歌謡は℃-uteちゃんの本質であるし、マイナーリズム歌謡はつんくちゃんの天才性のある部分だ。

ゆえにこの路線では、他に正解を示してくれそうなグループはいない。自分たちの道を、想像力を豊かにして進むしかない。

 

テクノポップで、昔のゲーム音楽路線、ざっくり言うと古代祐三フォロワーなサウンドのマイナーリズム歌謡。ノーコンキッドが時節をえたように、80年代ゲーム音楽路線は時代を掴む可能性のある音楽分野だ。℃-uteのマイナーリズム歌謡はしばらく古代祐三的なテクノポップゲーム音楽路線で良いんじゃなかろうか?これは時代の空気を感じる。そもそも古代祐三さんに作曲を頼んでも良いような気もしてきた。

博報堂の資料にあるように10代20代はゲーム音楽アニメ音楽の支持率が大変高い。

編曲は宅見将典さん。宅見さんは℃-uteに合っている、メインの作曲陣に加えて欲しいと、何度もこのブログで言った、このブログ1推しのアレンジャーだ。

 

ダンスがスポーティーなカンジになって良いと思う。力押しこそ正義みたいな所のあるグループなので、バカみたいに体力を使いそうで、バカみたいにスピードがあるとか、そういうバカみたいなスポーティーさがあるダンスが似合うと思う。

 

マイナーリズム歌謡路線は、魅せるダンスや、フォーメーションダンスより、スポーティーで、ゲーム感覚のあるダンスが良い。どれだけ高速で動けるか、とか、こう競技性のありそうな?と思う。最後までステージに立ち続けた人が勝ち、みたいな。

歌の方も、とにかく息を使う感じで、これだけスポーツダンスして、まだこんな息を使って歌えるの!?みたいな

30秒以上のロングトーンで絶叫とか、そういう表現も、盛り上がるんじゃないかな?

ダンスも息も、体力的な極限目指して、スポーティーに突き進めば、良いと思う。

そうすれば、℃-uteの魅力が、一気にわかりやすくなると思うのだ。

 

あと間奏はもっと長くて良いだろう。今回の間奏はかなり複雑だけれど、さらにもっと複雑で良い気がする。バカみたいに行くところまで行く、みたいに弾けちゃった方が吉だと思う。

 

そういえば人気曲、悲しきヘブンも、スポーツでありゲームじゃなかろうか??

ゲーム系テクノポップをやって、さらにゲームやスポーツなダンスや歌、というのが目指す地点かも知れない。

このラブテイクも、やけに高い音域へ挑戦していて、そういうゲーム性スポーツ性が、やはり盛り上がる。

ダンスもどれだけ高速で腰を振れるかみたいな、ダンス的でスポーツ的なノリが、やはり良い感じだ。