先祖返りするBerryzーハロプロのルーツその3

少女歌劇団は男役を作るようになってから女性の熱狂的なファンが増え興行的に安定するようになっていった。その代表格は宝塚などであろう

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元々Berryz工房ハロプロの中でもレビュー色の強いグループだ。色々試行錯誤した結果なのだろうか?Berryz工房は最近、ルーツになった少女歌劇の方へ戻るような方向へ進んでいる。

ロックエロティックからなのだけれど、露骨に「男役」を作り始めた。

音楽や歌詞の方向性から考えるに、Berryzの女性客は反社会的というか男ウケしない方向を望むタイプの女性が多そうなので、そういう女性客に対応するにはどうしようかと、B陣営が考えた結果なのだろう。

このままさらっとなに食わぬ顔して、ミュージカルや演劇中心で、ツアーや公演を重ねるようなグループへのクラスチェンジを実行したいのかもしれない。もうレビュー中心の、ホールコンツアーを行うのが難しくなってきているわけだが、Berryzのレビュー色の強いライブは、ホールコン以外で行うものではない。ライブハウスではダメだ。

男役を作ってミュージカル、演劇を中心にやり、たまにレビューをやるようなグループにクラスチェンジできれば、女性ヲタを中心に「長期間」の活動が可能になる、という路線はある。これは『少女歌劇団』が存在している事を考えれば、その分野なら長期生存が可能、という現実があるからだ。