神聖なるベストアルバム

2012年11月℃-uteのアルバム「神聖なるベストアルバム」が発売された

6人以上の時代の曲を5人で歌いなおす企画

 

2012年春と夏に雑誌インタビューでさんざん5人で℃-ute

1人抜けても1人増えても℃-uteは解散とメンバー達がアピール

2011年推しメン以外興味のなかったヲタも2012年で5人全員が好きになっていった

それと同時に5人で揃ったダンス、5人で作り上げたバランスをアピール

℃-uteのパフォーマンスは単純な一人一人の歌唱技術やダンス技術ではなく、団体芸能である事が提示された

 

これを具体的な形にしたのが『神聖なるベストアルバム』

ファンから強い要望があったというテイで発売された

このアルバムの発売は実際のところ、神聖なるペンタグラムツアーと一緒の一連の仕掛けであり、アルバムツアーを実現させるためのアルバムでもある

 

特典にDVD映像があり、曲のダンスショットと、℃-ute結成から5人時代になった当たりまでの逸話を℃-uteメンが語るドキュメンタリー映像

 

後者のドキュメンタリー映像が果たす役割が大きく、ドキュメントアイドル期以前の時代を、ドキュメントとして再構成する事に成功した

落選メンバーである事や、メンバーがやめていき8人が5人になった事、色々な苦難を乗り越えていくストーリーが語られた

 

ある意味、ベストアルバムが第一目的ではなく、ツアーを実現する言い訳と、このドキュメンタリー映像の方に、陣営の本当の目的があったのではなかろうか

ハロプログループが昔の曲をセルフカバーする、その第一弾が℃-uterというテイになっている

が、実際のところ他のグループでセルフカバーをする事に意味があるのかはよくわからず、実現しないのではないかとも思ってしまう