「戦うアイドル」だが第三世代「戦うヒロイン」ではないモーニング娘。

2012年4月シングル「恋愛ハンター」以降、モーニング娘は「アイドル戦国時代」への参戦を表明する

一方のももクロはこの時期からアイドル戦国時代から離脱、ユートピアの建設を始めていた

また℃-uteは2012年4月にニコニコのアイドルフェスに初参加、衝撃的な勝利を掴み、人気が最初のブレイクを迎える

実は℃-uteがそれ以降、積極的なアイドル戦国時代での戦いを意識する発言や行動をする事はない。

もはやTeam ℃-uteにとってパフォーマンスが優れている事は規定事項であり、これは他のアイドルグループを応援するヲタにとっても、℃-uteが上手いのは規定事項だという空気感を作り出してしまった

ニコニコ事変のあとのタワーレコードの社長であり、アイドルヲタ嶺脇社長の言葉「℃-uteが本気出したら、圧倒的にすごいんだから、このままじゃ他のアイドルフェスに呼ばれなくなるよ」と苦言をていしたのだが、あれが℃-uteが上手い規定事項だという事を決定づけてしまった

 

成長しないアイドルという第三世代アイドル「戦うヒロイン」である「ももクロ」「℃-ute」はどちらも本当の戦いは必要なく、そもそもしない方が良いのだ

 

一方のさゆみモーニング娘。は第一世代と第二世代を併せ持っていく

成長によるメンバー感の闘争、オリコン1位、たくさんの個別握手会

2013年メンバー一人ずつが各地方にとんだモーニング娘。同時握手会

は、個別握手と総選挙を併せ持った雰囲気を持ち

決して各メンバーの勝敗を決するものではないが

自分の推しに「恥ずかしい」思いをさせたくないという、

競争心理に根ざしたヲタの心理を利用するものであった

またさゆみモーニング娘。は成長中のグループであり、そのパフォーマンスは常に他のグループと比較される運命にある

常にパフォーマンスの面でも戦い続けている

第三世代アイドル「戦うヒロイン」の℃-uteももクロは成長を捨てることにより見えない敵と戦うが、旧世代を合わせたモーニング娘。は実際に現実の敵と戦い続ける。

パフォーマンスであり、メンバーどうしであろ、オリコンであり。

 

第三世代アイドル「戦うヒロイン」の「℃-ute」も「ももクロ」も、例えばオリコンで上の方にいれば良いなという思いはあるだろうが、1位を目指して戦ったりはしない

この2つのグループにとって既に勝利は決定事項なのだ

だから「戦わない」