℃-ute「トレジャボックス」中野サンプラザ感想(前編)

「雨は冷たいけど濡れていたいの 思い出も涙も流すから」(雨)

 

℃-ute「トレジャーボックス」中野サンプラザ昼に参戦した

2曲目のShock

仕込みは多い方が、そして劇的な方が、のちのち回収した時においしくなる

という見本。

意図は不明だが発表当時、鈴木愛理のソロで残り4人がダンスするだけのシングル

今日はsolo回しをして、メンバー紹介にする、という趣向。

 

立てたフラグを丁寧に回収している印象

 

MCコーナーでなっきぃがやじさんの手紙を読んだ

デビューしたての頃の手紙。舞美ちゃんの心情が書かれていた

涙が出てきた。℃-uteメンも涙ぐんでる。

からのやじさんのソロ「雨」、赤いドレスに赤いサイリウム

また泣いてしまった

偶然にしては出来すぎてるなと思ったが、どちらにせよもはや最高の演出

凡庸な恋愛J-popと思っていた曲「雨」が大好きな曲になった

 

今回最も印象が強かったのがメドレー

元々メドレーは好きじゃないのだが、トレジャーボックスツアーのメドレーは凄かった

いきなりサクラの編曲からはじまり、そのまま桜チラリへ。

季節がらそんなとこなのかな?ホントは今は藤だけど、と思いつつ、

Go Go Goへ。

やっぱり歌が好きとか夏が好きとかいう曲

からのBye Bye Bye

ここでこのメドレーが℃-uteの歴史だという事にきがついた

桜チラリでデビュー、GoGoGoで初々しい様子

Bye Bye Byeでメンバーが減っていった事

ディスコクィーンで5人になりダンスに明け暮れたこと…今しか見れぬ夢の続きが気になるの

世界一Happyな女の子で、忘れていたあの頃の夢を思い出して、今こそ挑戦するという決意

最後の「夢があるから」

凡庸なJ-popだと思っていたけれど神聖な曲になった

これほど歌詞が突き刺さった事はないだろうというほどの体験をした

℃-uteと同じ時を刻み、同じ体験を共有してきたからなのだろうか?

単なる歌詞が「直接の体験」となり、歌となった

また泣いた