℃-uteSSA公演に向けて大量の火薬を仕掛ける

Berryz工房武道館公演発表で、twitter、まとめサイト、YouTube、ブログで℃-uteヲタからBerryz工房陣営への文句が大量に書かれている。team℃-uteは全体的に今回の発表に対して、大変否定的な見解を持っているようだ。

℃-ute陣営から見た場合、今回の仕掛けは大成功だ。℃-uteちゃんかわいそう、メンツを潰された℃-uteちゃんが心配、という意見が多く、これがヲタの反応として陣営が描いているであろう「正解」だろう。

武道館を達成した以上、このあと、どうするかはteam℃-ute内部で意見が分かれている。大箱主義のヲタも居れば、47都道府県ツアーを早期に望むヲタも多い、またその他、いろいろな望みがあるだろう。

できればうまく世論を作って、統一した次の目標を作りたい、というのが℃-ute陣営の本音だろう。

歴史が語るように、内部を統一させるには外部に敵を作ることだ。今回Berryz工房武道館を敵対的にならざるへない方向で発表した事で、℃-uteヲタはSSA(埼玉スーパーアリーナ)を強く望むようになるだろう。

Berryzがああいう形で武道館をやるなら、℃-uteにはSSAが『ふさわしい』と感じるだろうヲタが多いと予想できる。

どの時期にSSAが開催できるかはわからないが、SSA公演が発表された時に、今回感じたストレス量だけカタルシスをえることになる。なんのストレスもなければ、SSA公演かぁ、やったね、くらいだが、大量のストレスを与えてからの解放は、劇的な快感をうむものだ。

 

℃-ute陣営だけでなく、ハロプロ全体にも同じ年にまとめて武道館公演を開催することで「ハロプロキテル」となり、大きなプロモーション効果がある。

つまり、(将来結果的に)℃-uteのプラスになり、ハロプロ全体にもプラスになる。

問題は今回の事が、Berryz工房陣営にとってはプラスだったか?という事だ。

 

ヲタ歴が短めの人に説明しておくと、℃-ute陣営とBerryz陣営と娘。陣営とスマ陣営は、それぞれ完全に分かれており、別々の理念で動き競い合っている。勝利を積み重ねた陣営は、ハロプロ全体の運営にも大きな発言力を持つことが可能だ

つんくボーイがすべての陣営を売り出してるというイメージは、アップフロントつんくボーイを「アイドルプロデューサー」として売り出したからであり、実際はマネージャー達が売り出している。それぞれの陣営のマネージャは競い合っており、失敗すれば左遷か退社、成功すれば昇進と役員への昇進が決まるシステムだ