ファンの純化
娘。の次のフェイズ
他のグループなので「おそらく」の話だが・・・「愛のジョーク」を初見で聞いたときにハロプロ臭がきつくて聞けなかったのだが、だから逆にハロヲタになるような人達には強いインパクトがあるだろうなと思った。いわゆる「選別曲」なのだ。
℃-uteはしばらく「無選別曲」で勝負しており、新しくファンになる人の邪魔をしない、という方針でシングルリリースがなされていると考えている。
℃-uteはほぼ「跳躍」フェイズに入っており、下手に「選別曲」を作らない方が良い。2011年春頃に「選別曲」を乱発して、℃-uteキテるに持って行って2012年の人気飛躍に結びつけたわけだ。2012年℃-uteは「純化」フェイズであり、℃-uteの℃-uteらしさというイメージを集約させていく中で、それにそぐわないファンが大量に落ちるのだが、その圧縮したイメージが新規のファンを大量に引き付ける。
ファンが大量に抜け落ちる圧力を、新規獲得力が上回なければ、破滅が待っている期間だった。
現在でもその強い圧力にさらされているのだが、しかしそれもだいぶ落ち着いてきように見える。そろそろ「跳躍」期に入ったろう。方法はいくつもあるのだが、℃-uteファンとしては、あくまで正攻法でちゃんとしっかりやる、という方法を推したい。
この℃-uteの話はまた後日。
さて娘。の話だが、サンシャインの盛り上がり方を見ると、いよいよ「純化」フェイズに入ったのかなと思うのだ。
娘。ファンの着火のポイントはテレビだった。「テレビゴリ推しとオリコンランキング」を求める層だと考えて良いのだろう。もともと「モーニング娘。」というものはそういうものだったのだろう。たまたまライブをする「だけ」のアイドルに追いやられただけで「復権」を待ち望んでいたファンが多かったのだ。
(その流れからの紅白目指してます発言だろう。℃-uteが紅白だったら、ブーイングになる。だから℃-uteは東京ドームや47都道府県とライブの話をしてテレビの話はあまりしない)
℃-uteファンに多いタイプは一年中℃-uteライブをやっていて、できれば47都道府県、行きたいと思えるときにいつでも℃-uteのライブへ行ける、そういう夢を抱いて、℃-uteちゃんの人気拡大を支持している層が多い。
(実は今年、その夢が相当叶っている)
娘。と℃-uteの客層は表層は流動的で重なっているのだが、コアな部分は異なるベクトルを向いている。
℃-uteファンから見ると、「王道復権」とか「倍返し」は意味がわからないのだ。しかし「テレビ」というワードを一緒にして考えると、娘。がどこに「さあ、いこう」としているかは、なんとなくわかる。
これに馴染めない娘。ファンが、さらに大量にteam℃-ute入りするだろうし、テレビっ子な℃-uteファンは娘。に移るだろう。