『都会の一人暮らし』のスピード感その2

℃-uteの新曲『都会の一人暮らし』は今までよりさらにスピード感を上げてきて、アイドル市場の中でも、℃-uteのスピード感と華やぎは、相当な上位になった。これだと電波系お祭りソングに肉薄してる。

ももクロの時の前山田ちゃんのスピード感は然程でもなかったが、でんぱ組inc.に移籍(?)して来てからの前山田ちゃんは相当にギアアップして、スピード感が増した。もともとももクロちゃんがリズム感や音程や歌唱が(あまりにも)酷く、でんぱ組inc.みたいに芸達者な子達がやって、ようやくに前山田ちゃんが何をやろうとしていたかはっきりしてきたのだが。

前山田ちゃん自身もリズム音痴気味なので、でんぱ組inc.のレベルだと、前山田ちゃんが足をひっぱているように自分には聞こえてしまうのだが、『曲の展開の作り方』という場所で、前山田がどうやってスピード感を作り出しているか、それが顕になってきている。

『都会の一人暮らし』のスピード感は『W.W.D』のスピード感に近い(W.W.Dのが少し遅い、というか重いたるいと思う。メロディや歌詞にリズム感が少ない前山田ちゃんだとここら辺が最高速度か?)

でんぱ組inc.『W.W.D』


【生きる場所なんてどこにもなかった】でんぱ組.inc「W.W.D」Full ver. - YouTube

前山田のスピード感の作り方は、コード進行にドミナント力が強く(おそらくテンションやディミニッシュが入ってるんじゃないか? ちゃんとコピーしてないからわからないが。ジャズ系の進行がサウンドが多い気がする。ちなみにつんくちゃんはロック系の単純なサウンドが多いと思う)、

展開のつなぎが強引というかワザと段差を作る、

けっこう早口の場所がある。

 

前山田のメロディフレーズの作り方はつんくちゃんに似ていて、8つ打ち単位で作る事が多い。

 

電波系ソングは年がある程度上の方が似合うので、℃-uteちゃんの年齢には似合っている。また℃-uteはアニメ声なので、そこも電波ソングに似合っている。

 

W.W.Dは自己紹介ソングで、これは娘。のシングル(かしまし)やAKBのチームB推しよりは、進化した形だと思う。もし℃-uteが自己紹介ソングをする時は、前山田形式の方が良いだろう。teamB推しとかだと、ちょっと前時代的にすぎる。

 

追記:さいきん、つんくちゃんがそもそもコードをちゃんと理解してるのか心配になってきた。コード進行の癖が結構アレンジャーの方の癖だったりする。間違いなく、アレンジャーがコード進行に口を出してる痕跡がある。というか痕跡だらけで、つんくちゃんがコードを書いてるのか、だんだん確証がなくなってきた(笑。