℃-uteコンの客層の転換について

なっきぃらしい体の状態!これぞなっきぃダンスって気がする部分!

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どのタイミングで動画をとめても形を決めて写真をとったかのようになる事が多いなっきぃのダンス!なっきぃファンとして、上の写真はなっきぃらしいポーズって思います!

 

名古屋コン発言騒動ですが現地組は楽しんでる人多いし、自分も℃-ute慣れしてるので普通に楽しい。反応が微妙なのは娘。ヲタにいるヲタクっぽい層とたぶん℃-uteにもそういう類の人いると思うけど、そこら辺のブログ読むと、そういうカンジ。

しかし、℃-uteファンでも、成長を楽しんだり、子供を楽しんだり、気難しい層とか、つんくちゃん原理主義とか、処女信仰をこじらせた層とか、そういう層はかなり脱落していて、色々意見はあっても鷹揚さを持ってバカになって現場を楽しむという、社会に適合しやすい層が残ってきているハズだろう。

少しずつ、ツアーに1回、多くても2回、色々なレジャーを楽しみつつ、℃-uteコンにも来る、という気軽な層が増える土壌が出来つつある。

とくに今回のツアーでは、もはや悪意と言ってもいい程、熟練プレイヤー(客)を削り落としにかかってきており、ライブの箱に占める濃いヲタの割合は少なく、FC入っていないような地方ファンや、ぎりぎりまで迷っていた人が、近くで見られる人が多く、2年後くらいに理想として設定した℃-uteコンの客層を、色々な手段で調整して、現在も似たようなカンジにさせようとしている、と感じた。

もちろん熟練プレイヤーは自分の意思で、色々なイベントに参加し金銭的に消耗しているので本物の「悪意」でもない。が、ここまで徹底的にある特定の客層潰しを実行する℃-ute陣営、すごいなと思った。制限をかけて客層潰しするのではなくて、浪費させて消耗させて、ライブの箱にいる割合を削るという、興行のテクニックは神業だし、こんなやり方があったんだと、あらためてアップフロントの興行技術の深淵に触れた気がした。

 

ある特定の層がライブの箱に占める割合が一定以上超えると、箱全体の雰囲気がそういう香りになり、新しい層が参入する障壁になる。おかげで客層を転換したいのに、転換できないという、事になりがちなのだが、先に転換させ終わった状態に近い状態を箱に出現させて、新規ウェルカムにするという、離れ業を今回見た。

 

またツアーに何度も繰り返し来るファンより、1、2回来るファンを増大させた方が、収益が良くなる。グッズの購入がファン数が多いほうが、儲かるからだ。また転売つぶしをしておけば、そこに金をかけた人たちがグッズにお金をかけてくれるので、それも収益の上昇につながる。

モーニングの情報を収集すると、ツアー全体を通じたグッズの売れ行きが℃-uteみたいなカンジではなく、そこから同じ人間が数回ツアーに参加している、という風習が推測される。これだとホールコンツアー規模以上に客が広がりにくい、ホールコンキャパの都心FCの客がどの会場でもほとんど占めてしまう、という恐怖のシステムになってしまうし、席の場所のオークション、交通費に金銭が消費されてしまい、収益が上がりにくくなってしまう。

何度も来る客を削ってツアー1、2回参加の客をホールキャパの中で増大させる事が、新規顧客を大きく増大させる方法であり、今回の℃-uteコンが、そういうカンジになっている。またこれがグッズ収益を大きく増大させる。

 

何度か書いてる気もするが、℃-ute全体的な客層を変化させている状態であり、おそらくは『少女時代』あたりが大雑把な目標と考えてよいだろう。一番切りたい客層がモーニング中でも気難しい系のヲタク層だと感じるし、ここらへんが一番、人気が広がることに対してのハロプロの抵抗層になるわけだ。しかし、モーニングに関しては、世間と隔絶している感がよいわけだし、そもそも子供が多いのだから、子供と成長と下手なことを楽しむというヲタが多く、ここらへんと、℃-uteに必要な成熟した大人のアイドルを楽しむ層、と求めるものが大きく異なる。

℃-uteの技術の高さ、年齢の高さを考えると、男性ファンはほとんど増えないと思ってもよい。女性率6割あたりに持っていく事ができればアリーナクラスへ移行できるだろう。