℃-uteがやってきた狭い層にピンポイントで照準を合わせる売り出し方

「ボウリングは任せて! かにちゃんピース!」 by 浮かれモードなっきぃ

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℃-uteがやってきた売り出し方は、基本的に、比較的狭い「層」に照準をあてて、それを1つ1つ打ち抜いていく、やり方だったと思う。

「踊ってみた」「kiss me MMD」「モーニング娘。」「自転車」「釣り」「AKB」「ジャニーズ」「ドルヲタDD」「Perfume」「ももクロ」「漫画」

正攻法で自分やったのもあれば、ドラマに出たのもあるし、炎上路線だったり、(モロ)パクリやオマージュだったり。

今のモーニング娘。みたいに、不特定多数のマスにアピールすることはなかった。

team℃-uteは色々な層の集合体であり、それぞれの層の好みがそれぞれ違うという雰囲気になっており、それが開放的な雰囲気を作っている。

 

現在いよいよ芸人層へのアプローチが始まっている。またロキノンフェスにも初参加。次々と新しい層へ挑んでいる。

芸人は、わかりにくいものを、普通の人に伝わるように、わかりやすく言い直してくれる技術があり(トークをするタイプの芸人の場合の話ではある)、うまく℃-uteの魅力が何か、そういう事を、わかりやすい言葉に直してくれるハズだ。

この言葉で伝える、文章で伝える、というのが、アイドルは大変に効果的であり、歌やダンスは、後からの話だと思っても良いと思う

ももクロちゃんは、この芸人売り出しのときに、あまりに変な事をやって、信者は増えたが、ファンは増えず、結局、CMなどの一般的な仕事をあまり契約できず、いつのまにか失速を始めた、という事になった。

つまり、有名になろうとして、刺激的なキャラをやると、その後、CMや一般的な仕事が増えないし、信者は増えても、ファンは増えず、むしろ嫌われる、という事になる、というのが、判明したと思う。

 

℃-uteちゃんは、ももクロハロプロ的なキャラの刺激で、手っ取り早く有名になろうとするのではなく、あくまで、かわいく、そこそこ面白く、℃-uteの魅力を伝えるようにして、過激な事は全部芸人さんに任せて、全体として面白くする、という事にしておいた方が、後々困らなくて済むと思う。

芸人さんには芸人さんの仕事をしてもらって、アイドルはアイドルとしてかわいいい魅力を出すのが、一番だろう。

 

娘。みたいな不特定多数相手の宣伝も効果はなさそうだ。しかも彼女が悪いわけじゃないのだが便器の物まねとか、いわゆるハロプロ恒例の、グループのアイドル的な魅力とは関係ない、個人が目だとうとする、変なキャラつけ、をするから、例によって、嫌われていって、スマイレージスパイラル降下を起こしてしまう。

娘。の指標は10月から低下を始めており、人気が下落している可能性が高いので、これ以上のテレビ出演は、さらなるスパイラル降下をうむ可能性が高いので、やめた方が良い。このままではハロプロ全体が、またロリコンかと嫌われてしまう。

BABYMETALのモアイちゃんや、女子流の新井ひとみのような子、BABYMETALのすぅちゃんのように歌声が透き通って綺麗な声の子だったりと、一般的に魅力的な子供だったら、特にロリコンとも思わないが、娘。は一般的な魅力がない子達で、手足短くて背が小さい、声も特殊、しかもロリコン好みに特化した風貌が多いので、どうしても、気色悪く感じてしまう。

 

ただ℃-uteは知名度を増やしたいので、ある程度、コツコツと一般的なテレビに出る事は必要だろう。ただこれは急いではいけない。℃-uteちゃんたちにバラエティ慣れしてもらわないといけないし、問題点を克服して、自分たちでどうアプローチするか、戦略を立てるところまで、いくべきだ。テレビ担当のマネジャーに戦略を教えてもらうようじゃダメで、自分たちで立てた作戦を、ある程度マネに修正してもらうくらいのところまで成長しておいてから、本格的な進出にしたい。また数を増やすと、大量の宣伝費がいるのだから、そういうのもあまり望まない方が良いだろう。

 

あとはコンサート以外の方法で、もっと細かく金を回収できるか、そのシステム作りだ。ツアーコンサートは年に1、2回というヲタが増えてくるのだろうから、ファンのタイプ別に細かくイベントなどをわけて、細かくお金を回収していきたいところだ。