恋愛ライダーのピッチの問題

ハロステの恋愛ライダー℃-uteの愛理のピッチとベリーズのみやびちゃんと桃子ちゃんのピッチが違うんだけど、最初に聞いたときにベリーズがずれていると思ったのだけど、もうちょっと別の問題もあるんでしょうか。

下は昔のMVでの恋愛ライダー。おそらくこの曲はかなり若い子がやるから似合う曲で、今の年齢でやると、色々とおかしい。そして個人的にこういう中学生曲は苦手だ


【PV】ボーノ 恋愛ライダー Buono! RenaiRider Berryz工房 ºC-ute - YouTube

桃子ちゃんがピッチがめちゃくちゃだっていうのは、スペシャルジェネレーションでも判明してるので、この日の桃子ちゃんは、全くピッチがとれてないのだと思う。

実はガーディアン4でも、なっきぃ以外のメンバーのピッチが低めに感じた。

 

℃-uteメンはもしかして、少しピッチを高めに作ってるのかな?

1音の中で、ピッチと音量はカーブを描いて、リズムの曲線と合わせていく事によって、グルーブというモノが出てくる。なので、どのポイントでデジタルな意味でのピッチを合わせるかは『感覚』と『センス』に依ってくるのだ。

リアルタイムオートチューンだと、平坦なピッチになって、これが全くグルーブがでない。perfumeのLevel3のファンク系の曲がこれで、トラウマになるくらい、気色の悪いファンクのリズムだった。デジタルな初期のパフュームの音楽は、オートチューンの平坦なピッチが似合っていたが、今回のアルバムのリード曲には合っていない。

 

ベリーズ工房は、ちょいちょいピッチが低いと感じるんだけど、℃-uteを聞き慣れてるから、絶対ピッチ感覚がそっちにあっちゃっているのかなとも思う。

 

ピッチを微妙に高めたほうが、エネルギーや勢いみたいなものは表現できるし。

もしくは、℃-uteメンの場合、あまり平均律で動いてなさそうなので、そこらへんもあると言えば、あるのだろう。ベリーズの方が平均律に強そうだ。

℃-uteメンのピッチ感覚はおそらく現在、かなり純正律よりに修正されてると思うので、そこらへんもあるのかもしれない。

自分は平均律楽器と純正律楽器両方やっていて、どっちの調律もできるので、まあゆっくりちゃんと聞けばわかるハズなのだが、さすがにこの速度でごちゃまぜにされると、違和感的なレベルの状態くらいまでしか聞き取れないようだ。

 

℃-uteのオリジナリティーは、165センチくらいの女性にあった体の動かし方と、日本語の歌唱のリズムの曲線、ピッチや音量のカーブを、完全に合わせたという所にあり、おそらく世界で初めて正解を与えたグループだ、というところだ。

ピッチの作り方も、そういった体が大きめの女性の体格と筋力の身体性に似合ったカーブという事だろう。

この正解に至ったのは2012年春頃であり、ここから突然、℃-uteの人気が上がり始め、また事務所も売り出しを始めた。

それ以前の℃-uteは音楽的には未完成であり、オンリーワンではなかった。