でんぱ組.inc「サクラあっぱれーしょん」MV感想

でんぱ組.inc「サクラあっぱれーしょん」のMVがUPされた

でんぱ組.incのMVの感想を、℃-uteと絡めながら語っていく。

アフロキューバンのリズム、例によってバンド音楽にシンセを足した曲。MVは一発撮り風で、℃-uteなら都会の一人暮らしのAメロの感じだ。

ゴチャキャラ感への比重を高めており、スタイリッシュおしゃれ路線は後退した。おそらく少しの路線の変更があったはずだ。ジャケ写も今回とこの前のアルバムが、こういうゴチャキャラポップ感の方向だった。

スタイリッシュさや、おしゃれ感が減ったので、個人的には好みからハズれた。ワチャワチャ騒ぎ感が強くなり、これも個人的には、うるさいと感じて好みから逸れる。自分の感覚では、この路線はモーニング娘。に近いと思う。

ワンフォーの次の曲がどうなるかわからないが、モリ娘。路線なら、でんぱ組.incとマッチアップし出す可能性が出てきた。

リア充系の音楽になってきた℃-uteと、非リアが集まって気が大きくなって騒いじゃった的な音楽のでんぱは距離が離れた。℃-uteはPerfumeのSweet Refrainとマッチアップしているので、早急な対策が必要だろう。

でんぱ組.incは、積極的にアジア各国をめぐっていて、おそらくはCOOL JAPANの財源と関係している。歌詞やMVもそういう方向性が強い。

とにかくこの曲、Bメロが長い！！Bメロ好きの自分でも、ちょっと長くはないですか！？と思ってしまう程の長さ。

サビは、テンポよくフレーズを重ねて、テンポ感を作って推進力を作るタイプのサビだ。コードやテンションは弱い。フレーズは８打ちの長さだから、あまりテンポアップしないが、前のフレーズが終わる前に、次のフレーズが重なって始まっているので、これで、スピード感を作り、サビに必要な推進力を作っている所がある。

ただ、なんとなく推進力が足りない気もする。

サビはわかりやすい歌謡メロディで、これにさほど強くないコード進行とテンションの推進力のなさ、ここらへんが、サビが散漫になりやすいところがある気がする