音楽で客層を広げる。エレクトロ系の場合。その3
Perfumeファンのブログ読んでると、エレクトロ・ディスコとかエレクトロ・ポップとか、そういうのばっか聞いてる人、多いです。
そういうエレクトロのクラブ系の人のブログになぜか、ハービーハンコックのFuture Shockっていうアルバムがレビューされていたりする。
自分も聞いた事あるっていえば聞いたけど、JAZZ的にはさほど面白いとは感じなかった。
相変わらずジャズのCDなので、音だけでは魅力が伝わりにくいだけど、このアルバム、1980年代でPVが作られるようになった時代。その頃はMTVがはやって、MTV喫茶(カフェ)なるものもあって、自分もMTVカフェは、けっこう行きました(笑。
わかりにくいジャズのヒッポホップへ、非常に魅力を伝えるプロモーションビデオを作ってくれた、PV監督がいたんです!
それがこれ!
Herbie Hancock - Rockit - YouTube
プロモーションビデオで音楽の世界観を作品として表現して、新しい音楽の魅力を伝える、という事ができるようになった時代なんです!
(前の記事に紹介したブラックファンク時代は1970年代だった)
こういうのってハービーハンコックのアイディアじゃなくて、プロモーションの監督が、どうやって『新しい音楽』の魅力を人に伝えようかって試行錯誤した結果の作品です。
Godley & Cremeという監督で、けっこう有名なPV監督。
℃-uteも今のPV監督に知り合えてから、MVの質が安定したし、℃-uteの魅力が映像で伝わるようになってきたと思うんですよ。自分は℃-uteは、もはやMV監督のほうが℃-uteの魅力を知っているから、音楽をMVに合わせるべきだ、と思うんです。℃-uteの魅力って、見た目だと思うので、どうもMV監督の方が魅力をよくわかってる。たぶんライブももっと舞台芸術的なセットにして、それに音楽やダンスを合わせていった方が、良いと思うんです。
で、ハービーハンコックは、エレクトロディスコ系の人にも聞いてもらえるような作品を残しました。
この人たちが、いつかJAZZ本体のファンになってくれるといいな!