「インストール」Bitter&Sweet アップフロントのGirlsPOP路線

アイドル音楽は基本的にステップを踏みながら歌う曲であって、そういうステップを止めない音楽の推進力を止まらせないタイプの編曲が似合う。一方、Grils Rock POPは大地にしっかり足をつけて歌う曲で、ちょくちょく音楽の推進を一旦停止させて、さらに足腰を落として声を張り上げるのだ。

Grils Rock POPは、現在、声優アイドルと実際に楽器を弾くガールズバンドのレパートリーであり、アイドルではその分野に客はほとんどいない。ダンスとの食い合せが悪いからだ。

アップフロントのGirls POP路線は、おそらくBitter&Sweetとlovendoяで推し進めようとしているのではなかろうか。アップフロントはROCKのミュージシャンも拡充していて、今まで弱かった「ロックバンドサウンド」の制作能力をつけたがっている

作曲は森口友美、編曲は鈴木Daich大先生だ。このブログを読んでる人は大先生の事は知っていると思うけれど、モーニング娘。中期からプラチナ期のメインアレンジャー。

森口友美は、アイドルとアニソンの提供が多い。この曲もアニソンに近い系統だと思う。Buonoの制作でつけたアップフロントのROCK制作能力は、B&Sとラベンダーに受け継がれるものだと思う。

あと、つんくちゃんの作るROCKは、ロックに詳しくない自分が聞いても、聞く価値のないロックだと思う。そもそも、つんくちゃんってV系だと思うから、V系をロックというならロックなのかもしれない。

粘り湿りのある歌唱法がV系だし、ああやってフリをいれたりして、盛り上がろうとするのもV系(にありがち)だし、全体的にハロプロってすごくV系の雰囲気を感じるところがある。

V系歌唱は℃-uteちゃんが色濃く受け継いだようで、さいきんはハロプロ歌唱というより、単純に℃-uteちゃんってV系だなぁと感じるのだ。女の子のファンが多いのもわかるというか。

B&Sは歌唱は声優系に近そうだし、アニソン系として分類できるようになると思う。おそらくいまのガールズポップの王道だと思う。

P.S. 　J=Jのローズクォーツ様はいつ覚醒なさるのでしょう