2012年の℃-uteから消えた客層はどこへ消えたのか?
不思議の国のアリスに出てくるマッドハッターの衣装!?
2010年から2012年の9月頃まで、℃-uteの現場には30歳くらいの男性のファンがたくさんいました。ところが2013年6月のトレジャーボックス千秋楽では、その30歳付近男性のファン層がごっそり抜け落ちていて、いまもその状態は変わっていない。
ずうっと、あの消えた30歳男性層はどこへ行ったのか!?が疑問だったんです。ほんとに現場からごっそりと消えたから。
℃-uteの「30歳から35歳男性」この客層はどこへ消えたのか、その命題について、ちょっと仮説が思い浮かびました。
2012年9月から2013年6月に間に、アイドル界に、なにかが起こったんじゃないか?
マキタスポーツのテレビで仮面女子の現場の映像を見ていて、もしかして?って思いまして。テレビでインタビューを受けていた男性は34歳でした。
「30歳から35歳男性」は、激しい音楽で仲間内で協力して盛り上がる、そしてできればアイドル付き合いたい、そういう欲求が強い客層なのではないか?
自分の資料には、この世代の客層がどのような音楽が好みか、はっきりとしたわかるデーターがないです。ただR&Bには興味がない事はデーターからわかる。20歳世代ほどは、アニメやゲーム音楽世代ではない。これも判明してます。
仮説は、℃-uteの消えた客層30~35歳男性は地下アイドルへ流れた、というものです。
それを検証する一つの証拠になるのは、アリスプロジェクトのアリス十番やスチームガールズなどの地下アイドル、アップアップなどの地下アイドル風、などの、そういうタイプのアイドルグループが、2012年9月から2013年6月の間に勃興したとすれば、仮説を支持する証拠の1つとなります。
そこで年表を調べてみました。
「アリス十番」は2011年くらいからありますが、常設劇場を秋葉原にオープンさせたのが2013年1月で毎日公演。
「スチームガールズ」は2012年10月デビュー、2013年1月から上の常設劇場で毎日公演。
「アップアップ」は2012年3月に初シングル、2012年12月にタワーレコードのレーベル入り。またこの間に、攻撃的パフォーマンスへと徐々に変化していったらしい。2013年8月に単独ライブツアーだ。
刺激的なサウンドで、ファンも体を動かして盛り上がる、アイドルとの距離が近い、という系統の地下アイドルは、このデーターだと、2012年9月から2013年6月の間に勃興してると考えても良さそうです。
ちなみに、でんぱ組incは2013年5月29日、BaBYMETALがはっきりとメタル真ん中路線へと進む事を明示した、メギツネのシングルは2013年6月19日。ちなみにベビメタのメジャーデビューは2013年1月です。
時代の流行りに対応した「推進力と熱量とスピード感のある音楽」を作ったアイドルグループ2つも、この2013年前半に勃興してます。
2012年後半から2013年前半、ここでアイドル的なエピステーメーに変更があったのではないでしょうか?