プロフェッショナルアイドル

前の記事の続き

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ここ最近、℃-uteちゃんの売り出し方について考えてました。

前の記事、いくつかの他の人のはてなブログで、アイドルはテレビバラエティとか、歌が下手な方が面白いとか、そういう記事がけっこうありまして、℃-uteはズレている、という話がされていました。

当ブログでよく書いていると思いますが、今はアイドルはテレビの「奴隷」から解放された時代で、ライブやその他のイベントの活動主体で問題なく存在する事が可能です。むしろ、テレビはそれほどプラスに働かない事が多々ある。

テレビバラエティの流行りと関係なくなり、アイドルグループの寿命が長くなり10年活動するような熟練の技量があるグループは珍しくなくなってきています。

『テレビバラエティ主体や歌が下手なアイドル』というのは既に前時代的な概念になってきています

自分は、この前時代的なアイドルを「アマチュアアイドル」とセグメント化し、℃-uteのようなアイドル文化によって作られた作品やライブ自体を、上手にパフォーマンスする事ができるアイドルを「プロフェッショナルアイドル」とセグメント化すると良いかなと思います。

そして「アマチュアアイドル」を「昔っぽい」アイドルとして流行から遅れ始めた概念として、価値を奪いながら、「プロフェッショナルアイドル」をアイドル新時代のグループとして、プロモーションを行い、プロフェッショナルアイドルの旗手として℃-uteを売り込むと良いんじゃないかと思います。

 

アイドルが文化として定着したがゆえ、そういうアイドル文化を上手にパフォーマンスするグループが必要になったという考え方。昔、アイドルのテレビバラエティ時代(娘。ぐらいから)は、バラエティ的に成長していく姿とか、そういうドキュメントが面白かったけれど、『アイドル文化』自体に価値が出るようになり、そのアイドルライブ文化の演者としての技量の高いアイドルが必要になったのが、アイドル新時代だとのプロモーションを繰り返すのです。

(そもそも、そういうプロフェッショナルアイドルという感覚が人々の間に存在し始めて、『プラチナ』という名前がついたんじゃないでしょうか)

 

今は「アイドル」といえば、AKBやももクロが思い浮かぶと思いますが、「アマチュアアイドル」の概念を大規模プロモーションで広めてしまえば、AKBや、ももクロも時代遅れのアイドルとして認識され始めます。

実際に、どういうワードを使うかは、広告代理店の人にじっくり検討してもらう他ありませんが、アイドルグループのセグメント化によるプロモーションは℃-ute陣営に検討して欲しいなと思います。