女性中間管理職

女性中間管理職とはなっきぃの事だと思う

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音質の悪い録音音源聞きました。非常に音質悪いので大雑把な話です。

自分にはこの録音だと音楽のジャンルはよくわかりませんでした。

BPMは154くらい。普通ポップスのEDMは126から130の間に収まるので、この曲はEDMではなさそうです。日本だとBPM154は高速ユーロ(パラパラ)のテンポになってくるので、おそらく、そういうハロプロに多かった、高速トランスユーロを好む人たちにはウケルんじゃないかな?

自分はそういうのはウケテないので、自分とっては、この悪い録音だと、どうでもいい曲ってカンジはしました。

つんくちゃんを作曲から外した効果は現れてるかと思います。つんくちゃんが作曲家として悪いという意味じゃなくて、℃-uteとあわせるのは難しいという意味で捉えています。

Aメロのメロディですが、1つのフレーズを終止形を作らずに終えて、次のメロディフレーズにつながっていくようなフレージング。つんくちゃんは、1つのフレーズを終えるときかなり強力に終止形を作って、さらにかなり間合いを空けるという芸風でした。

終止形を作らないのが最近の流行で、これは音楽の推進力を落とさない手法とブログに書いてきましたが、その効果が現れているんじゃないかな?

ただ録音は岡井ちゃんが2拍3連へのノリ方を失敗しているような気がしないでもないので、流れが止まりますが。(録音が悪いので正確なことがわからない)。歌詞のアセルの「あ」には子音がないので、リズムがズレやすそうですし。慣れるまでワセルのがいいかもしれませんね。

 

Aメロは適度な長さでそのままBメロへなだれ込み、Bメロは少しスピードを落とすタイプでアイドルらしいPPPHリズム。これを短めに終えて、アウフタクトメロディでサビへ入ります。

このアウフタクトで入るサビが、推進力を重視する現代の曲には必要。つんくちゃんがこれが上手くできない事が多かった。サビ頭で止まったりせず、さらにサビは回転数がぐっと上がる展開。

つんくちゃんはこのサビで回転数を上げる、が上手くできない人で、これがサビが作れない、という評判につながっています。サビの回転数が上がるわかりやすい例は、番組企画でショックアイさんが添削した曲は、元曲と比べて、みなサビの回転数が上がっています。興味がある人は聞き比べてみてください。(kougaさん以外の3曲はみなサビの前半に問題があった。ショックサンの添削で修正されてる)

回転数を上げたサビは短めで、終止形を作らないでそのまま、次につながっていくタイプ。

 

ものすごい推進力の曲ではありませんが、推進力を停止させたりはしないので、自然と音楽と歌の力で、体が動いて盛り上がっていくんじゃないでしょうか。

℃-uteには、こういうタイプの曲がマッチすると思います。

 

大サビで、回転数の高い短いサビが連続して重なるところは、サビを短くした効果が現れて、ダンス曲らしい盛り上がりを感じます。

 

きちっと℃-ute向きに作られたプロデュースで、それにあった作曲者を選定したなと感じます。

2拍3連のところは、賛否あるでしょうが、1つだけ変わった部分を差し込んだというのは、プロデュース上の音楽の「キモ」にあたるので、成否を判断できるものでもないかなと思いました。

コールも入れようと思えば入りそうですし、コールをしない人たちが普通に体が動いて盛り上がれるタイプの曲だと思います。℃-uteの売りにしたいらしいハモリも入ってるし、プロデューサーの采配が強く出た、各方面に気を使ったバランスのとれた作品じゃないでしょうか(ハロプロ系のファンに多い、色々なものを混ぜ合わせたアレンジとかそういうわかりにくいのを好むタイプにも受けそうだし、トランスユーロ系タイプ、コールする人、コールしない人、つんくちゃんの歌詞を好む人、こういう人たちがそれなりに受け入れられる、という意味でバランスが良い)

 

ただ圧倒的なB面感がありますので、3曲のうち、クレジットは最後に来るタイプの曲かとは思います