「ブレインストーミング」「君さえ居れば何も要らない」感想
「君さえ居れば何も要らない」by 小田さくら
℃-uteコンで娘。ヲタから娘。のシングルをもらったので礼儀として感想を。
「ブレインストーミング・君さえ居れば何も要らない」のシングル。まじウケた。絶対、このCD売る気ない、絶対どこの層にも届かんのわかっててやる、つんくちゃんが好き、ほんとウケた。
個人的には聞くことは聞くし、あぁ面白い事やってんな、とは思うけど、相変わらずモーニング娘。は破天荒だなって苦笑が止まらない。絶対届かない手紙をわかってて書き続ける音楽制作陣。アイドル事務所は面白い嘘をつく。
モーニングは2012年6月頃から「王道復古」という旗印で、正しいアイドルの姿をこの世の中に取り戻すために「戦う」という設定のアイドルグループなんで、わけわからん、できるだけ人がわかりにくいような音楽に挑戦するっていうテイと相性が良いです。上記のような旗印はサブカル層が好みやすく、娘。の音楽もそこらへんのストーリー性に合わせて作ってるわけだけど。本当は届かない『本当の』音楽を届けようとして磨り減ってボロボロになっていくアイドルを応援するのも、なかなか面白いからねん。アイドル性の基本の一つ。「不可能」を「可能」にしようと突き進む所にアイドル性がうまれるのだから、まあしょうがない。
ここまで凄い音楽を商用ポップスでやっちゃうんだっていう、苦笑が止まらない。ある意味、ハロプロ臭しかしない(笑。
個人的には歌い手のリズム悪すぎて聞いていられないです。
娘。の技量を本当に上げるつもりがあるんでしょうかね、事務所は。最初からそういうつもりじゃないって事も考えられますし。
娘。のEDMは、9、10、11期が鞘師以外ステージに立つ資格がないレベルなのを補うためのテイなのかなと思ってるんだけど、どうだろう。
℃-uteはうまいんで℃-uteのリズムに相性の良い、ベースをキレのあるシンセベースに変更しただけで、かたくなにEDMを拒否してるわけじゃないですか。ダンス路線。しかも話題性とかじゃなくて、絶対的にCDの音楽で勝負しようとしてるから、ますますEDMはやりたくないハズ。
ベリーズはけっこう酷い下手メン多いからEDM化して、スマイレージはけっこう上手いんでデジタルポップ路線でEDMじゃない
ちょうどハロプロの各グループの技量とEDM化が比例してるのが、ちょっと臭いなって思います
でも1曲くらいは℃-ute in EDMも聞いてみたい。まあやらないと思うけど、1曲くらいシレっとカップリングに混ぜてくんないかな。あとはついでにハロプロ名曲集 in ℃-uteも。これもやってくれないだろうけど。いろんなきゅーとちゃんを聞きたいというファン心理というやつですね。