スマイレージ「嗚呼、すすきの」

即売会のベントで「大泉洋」呼んでくれないかな


スマイレージ『嗚呼 すすきの』 (S/mileage[Oh Susukino]) (Promotion edit ...

大泉洋のファンです!

MVはBarじゃなくて、空港だった(涙。

曲は、プログレメタル風EDM的リズム歌謡R&B風味4つ打ちも入ってます、と言ったジャンル(笑。

おそらくこのジャンルでハロプロは世界でナンバーワンだと思う。こういう音楽はなかなか聞けないから、興味深くてたくさん聞いてしまう。

スマイレージでなくても問題なさそうな曲だけど、おそらく℃-uteは合わない。けれどハロプロの歌手なら、まあやれてしまう系統の没個性な曲だとは思う。なぜ℃-uteにあわないかと言うと、小芝居系の曲だからだ。

作曲技術的には、曲の流れを寸断し、ブレイクやキメの連続で、結果的にスピード感を作るのが、こういうプログレ系の曲の基本。

音色的にはハロプロ的なEDMの音色だけれど、そのままディストーションのギターのサウンドに置き換えても問題ないタイプのメタル風のEDM音色。ダンス曲ではないので、EDM風のサウンドをプログレメタルとして使っている、と考えた方が良いだろう

Aメロは、音楽がほとんど停止している。Aメロの歌とBメロの歌の始まりにかなり長い空間があり、この曲がインスト重視だという事がわかる

Bメロに入ってから音楽が初めて推進力を持つ。しかしその歩みはびっこをひいたようなのっそりしたもの。Bメロのバックのコーラスは普通曲に推進力を付けるようにするものだが、この曲では曲の推進力を止めるように配置されている。それでも初めて曲が動いた開放感がある。

Bメロ終わりからサビの間が長く、また「あ」で始まるサビで、完全に流れを切って、スポットライトを浴びせるタイプ。ここでまた完全に歩みを止める。

サビは盛り上がらず、そのままブレイクするので、非常に重苦しい速度だ。

 

プログレメタル傾向というか、もうToolのようなダークな世界観のメタルのようで

、爽快感のかけらもなく、ねっとりと不快で重苦しく暗い曲になっている。

そういう不快系の「病魔の祝福」とか「内蔵どろどろ」とかみたいな雰囲気のジャンルだと思って聞くと、なかなか作曲技術の勉強になりそうだ

作曲技術と歌詞で、どれだけ人に不快で嫌な思いをさせられるか、という事に挑戦している曲だと思う。ポップスだとあまりないかもしれないが、人を嫌な気分にさせるために全力を尽くす曲は、純音楽においてけっこう存在している