きゃりーぱみゅぱみゅのCM契約価格問題から考える℃-ute

ツアー規模は大きくないがテレビショースターへの階段をかけ上がるぱみゅ

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きゃりーぱみゅぱみゅのCM契約価格が大きく上昇している

去年は300万~1000万だったが今年は3500万円と言われている。

この価格帯は梨花紗栄子クラス。

(ちなみに矢口が3000万クラスだと言われている。いまはその椅子はなくなってるが)

一方、女優陣は価格帯を下げているメンツが多く、北川景子が2500万から3000万クラスに下落してるようだ。

アイドルファンには「売れる売れない」を気にする人も多いが、それはTVショースターやCMスター、という事を気にかけているタイプの人なのかもしれない。

そういうTVCMスターになるのには、あまりツアー規模は関係なく、きゃりーぱみゅぱみゅのようにイメージに気をつけて売り出せれば良く、あとはTV広告から自然にファンが増加する形だろう。曲の方は悪くないし、ファンが増えるのは自然だ。

 

℃-uteの規模拡大を望むのとTVCMスターになるのを同義と考える人達がいるかもしれないが、これは同義ではない。

女性アイドルの起用を躊躇するクライアントは多く、起用しても、お菓子や飲料がほとんどだ。せいぜいコンビニだろう。

この菓子や飲料、コンビニというクライアント内での陣取り合戦では、利益が薄く、ツアーやシングルを作る活動資金が枯渇してしまう。

AKBグループはうまくやって、菓子、飲料、コンビニ以外に手を広げる事ができた。

娘。は規模を抑えホールコンツアーでたくさんのツアーを行うことで、利益を生み出している。

 

℃-uteの最終目標は一応、アリスみたいな規模での47都道府県ツアーだとイメージして良いとも思うが、通常のツアーが娘。と同じようなホールコンツアーは、あまり似合っていないと思う。℃-uteとホールコンはさほど相性が良くはない。

似合うのはライブハウスかアリーナクラスだろう。

舞台上での立ち振る舞いがロックスターっぽいのが℃-uteだ。

他のハロプロのグループは「ラスベガスのショー」みたいなイメージタイプであり、ホールコンとの相性は良いのだろう。

 

なんとか、飲料菓子コンビニ以外のCM契約を獲得できるような、イメージ戦略を作り出し、モーニング娘。が作り出した「アイドル」の世間的イメージひっくり返し、女性アイドルの殻を破って(CMやテレビ的な意味の話)、活動して利益を生み出して欲しい。

何度も書くが、いまのところperfumeももクロちゃんは苦戦しており、ももクロperfumeの後追いになってきており、ツアーやシングルが極端に少なくなっていく可能性が高い。

このまま℃-uteの規模を拡大すると、同じ道にはまってしまい、ライブが全く見れない℃-ute、シングルが発売されない℃-uteになってしまう。

規模の拡大を急ぐ前に、やらなくちゃいけないことがある。