Berryz工房「Rockエロティック」感想

Berryz工房「Rockエロティック」のMVを見た感想

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これはスマイレージ系なんじゃないかと感じた。かなり子供っぽい音楽と感じるので、これは高校生グループ向きだと思う。Berryz工房も良い大人なのだから、こんな偽ロリ音楽やらせて喜ぶのは、(一部の)ロリコン音楽好きなハロヲタと、昔からBerryzを応援している人だけだろうに。

この曲は、ディスコ路線といえばディスコ路線継続だけど、ディスコ路線というより「マイナー歌謡ダンスアイドル」のイメージだろう。特にメロディーが似たような音程が続くので、℃-ute系のメロディ。

シングルのもう一つの曲も℃-ute系メロディだし、方向性まで℃-uteになって、もはやBerryzは小℃-uteなのだろうか?これだとBerryz工房が単に下手な℃-uteに見えてしまう。

(特にBメロは℃-uteが歌うと、もの凄い℃-uteの良さがでるメロディだ。王道歌謡アイドル℃-uteここにあり、という粘っこいメロディになる)

すっかりBerryz工房がどのような音楽性のグループなのか、全くわからなくなってしまった。年齢設定がどこで、どのような客層なのか。

このシングルだと、℃-uteの歩みについていけない振り落とされたヲタが、Berryzに収まるような狙い、と感じてしまうのだが、それで良いのだろうか。

でも、それでもかまわなければ、それで良いわけだ。実際、ハロプログループとして、娘。と℃-uteのあいだで還流しているヲタが、ほとんどBerryzに流れていない現実があった。

Berryz工房として名誉をもって売り出すなら、ハロプロとは歩みを揃えないで独自に売り出すべきだが、ハロプロとして還流させるのなら、ちょっと前の℃-ute風にしておくのは、有利だろう。

℃-uteはどんどん華やかで、大衆的なノリの(ちょっと離れた所で人とは違うみたいにしているヲタク的性質の人のノリではない)、音楽的には子供っぽいハロプロじゃなくて、アップフロント系スタイルになってきており、つんくちゃんのグループというより、森高の後継グループに近づいてる。

℃-uteはかつてのモーニング娘。を追っているというより、全盛期の森高のイメージを追っていて、歌とダンスがおそろしくうまい森高みたいなカンジに近づいてる。

ハロプロ好きやつんくちゃん好きのヲタは、かなりの確率で振り落とされるのが今の℃-uteだ。これらのヲタがちょうどBerryzに収まってくれれば、事務所的にはラッキーだろう。