Berryz工房シングル発売!「ゴールデンチャイナタウン」

ハロプロのジャケ写でメンバーの顔写真を切り抜いて、フリー素材集のネタを切り貼りしたような合成で、うまくいったためしがない! 

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℃-uteの「この街」の顔周りにお花を添えたやつも酷かったし、このパターンでうまくいったジャケってありましたっけ?合成使わないと意外とうまくいってるかなって時あるので、パソコンで合成するスタッフを入れ替えましょう、ホントに。

 

Berryz工房の新曲「ゴールデンチャイナ」は、つんくワークスの傑作。自分の今年のハロプロ楽曲大賞投票候補にエントリー!

 

Berryz工房は中々難しいグループで、リズムに関して夏焼雅以外少々残念な状態だ(もしかしたらキャプテンはいけるのかもしれないが、自分はBerryzヲタじゃないので歌わりが少ないメンの歌はほとんど聞いた事がないのでわからない)

℃-uteの5人や田中れいな福田花音といったトップレベルに入れるメンバーが雅ちゃんのみ。その雅ちゃんもふわっとした声だし、(田中れいなみたいに)音の輪郭もはっきりさせないので、リズムは正解だけど、リズムエネルギーが観客に伝わってはこない。

なので娘。やBerryzのようなリズムが到達してないグループは、EDM路線が良い可能性が高くなる

 

ダンスが苦手なのも「ディスコ」でみんなでワイワイ楽しく踊る路線だからと言い張れば、なんとなくごまかされてしまうし、そういうグループがあってもいいかなという気にもさせられてしまう。

特にハロプロ本流はディスコファンクみたいなイメージがあるから、ディスコファンクのEDM化というのは、音楽的にも大きな実験であり「ディスコファンクの大家」のハロプロが挑戦するのだから胸踊る挑戦だ。

ほとんどの人から笑いものにされる、こんなの無理すぎる(笑。と言われながら、自分たちの歴史と強みを貫き、弱みを消すことが、本当のオリジナリティであり、それのみが一気に大きく当たる可能性のある方法だ。

最近の℃-uteの楽曲は確実に当たる(手堅く狙った層の行動を分析して当てにきている)タイプで、Berryzの楽曲は一発逆転を狙った山師の音楽。たった一枚のシングルでアリーナツアーにたどり着く可能性がある、大化け狙い。知名度、実力、ヲタの熱気はは十分にあり、ボトルネックはベリが世間のハロプロの悪いイメージを煮詰めたようなグループという部分だ。ゴールデンチャイナタウンはそのイメージを一発で壊せる破壊力があり、悪いイメージがそのまま良いイメージに転換して、やっぱりハロプロ、さすがハロプロ、楽しい!となる。

 

これでダメだったら、次の路線はもうないんじゃないだろうか。やれることは大体やった感がある。まあ音楽会社の人達はまだアイディアがひねり出せるかもしれないけど。

次打てる手はそろそろ解散、メンバー卒業となってくるから、この曲が7人Berryz最後の勝負曲、ラストチャンスじゃなかろうか

少なくとも1作は今まで応援してくれてありがとう、7人ソングはこれで最後です、っていうCDを作らなくちゃならないわけだし。

 

ラストチャンスにちゃんと傑作を回してくれたつんくさんはやはり出来る男だが、そこにこのジャケはないでしょ!ハロプロは絶対、合成の人材をなんとかするべし。