Juice=Juice『ロマンスの途中』分析

今日は真面目な記事


Juice=Juice 『ロマンスの途中』 [Romance is on its way] (MV) - YouTube

宣教師つんく♂が示した2013年ディスコファンクの世界標準摂理!

Juice=Juiceデビューシングル「ロマンスの途中」。

1980年代風のモチーフから始まり、1980年回帰的世界観を提示する。全体的な雰囲気は地味であり、ハロプロ的に言えば、モーニング1stから6thからの世界観だろう。

キーはBマイナー BPMは134。

お祭りソングがアイドル曲の代表と考えると、そこからかなり外れた、暗いディスコファンクだ。このような音楽を好む層がいったいどこにいるのだろうか?

ハロプロのファンの一部には、たしかにこのような層が存在しているのは、知っている。ただハロプロのディスコファンクを好きな人は、かなり場合、お祭りソングとしてのものだったのではなかろうか?お祭りソング>明るいディスコファンク>暗いディスコファンク、という風な、ファン層の内包関係になっていると推察できる。

現在、モーニング娘。が、暗くて重っ苦しい雰囲気なので、そちらに標準を合わせてきたという事だろうか?

メロディーはハロプロ標準陰調メロディーであり、ハロプロが好きじゃない人にはキツイし、ハロプロ慣れしていれば、またこのパターンかとなるし、ハロプロが好きなら、つんくちゃん最高!となるタイプのメロディだろう。

この曲は、どうも外に向いているわけではなさそうだ。ハロプロファンの一部の人たちに嫌われないようにという狙いなのだろうか?

℃-ute以外のハロプログループは、全体的に暗くて重い雰囲気へ向かっており、J=Jはそれを踏襲したのだろう(スマイレージに関しては新しい私とヤッタルチャンが別の方向を向いており方向感がない)

℃-uteだけ楽しく馬鹿でお祭りで華やぐ雰囲気になってきている。

 

雑談

 

個人的な好みについてだが、

女の子達の個性がとか、気持ちがとか、どう成長するか、とか、そういう(在宅)ヲタク的感覚は自分にないので、J=Jに興味はひかれない。(℃-ute以外のハロプロは、全体的に、なんとなく在宅寄りになってきているような気がする)

現在のアイドル界では、ライブが楽しそうって感じる「℃-ute」「でんぱ組.inc」「BABEMETAL」あたりが自分の守備範囲だ。曲自体はCheeky paradeも好きなのだが、ライブが楽しそうな気がしない。Avexアイドルは(音楽CDは非常に良いのだが)どうもライブが楽しそうって感じず、そういうプロモーションができてないのだろうか?

自分の好きなアイドルは「℃-ute」以外、でんぱとベビメタはToy's Factoryレーベルなので、もしかしたらToy'sの音楽が自分は好きなのかもしれないとも思ってしまう。

キングレコード(AKB、ももクロ)の音楽はけっこう雑で、ここはそれでいいの!?って細部の問題でいろいろ気になってしまう事が多い。おそらくこのレーベルは先進的な事をするときに、そのセンスにかけるのだろう。