℃-uteをレコード会社のレベールに所属させたい!

ぎょーかい人にアポとろう by 岡井ちゃん

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ハロプロは自社レーベルというのが社是で10年計画で経営を進めてきたので、いまさらそれに逆行させるのは難しい。しかし℃-uteだけは、どっかちゃんとしたレコード会社のレーベルに所属させて、ちゃんとした音楽と、ちゃんとしたプロモーション(レコード会社の資金力)をやって欲しい、と良く思うのだ。

モーニング娘。つんくちゃんの分身という意気込みであり、またつんくちゃんや、これまでの娘。の曲を表現するために、メンバーが成長するという物語の側面が大きい。個々の音楽的個性はスポイルされていく。歴史ある「合唱団」的な雰囲気であり、また歴史あるクラシックの「オーケストラ」的な感覚だろう。

℃-uteは、team℃-uteのたくさんの人が思っているように、つんくちゃんハロプロが、℃-uteちゃんに合わせろ!という、娘。とは逆の方向性のチームだ。

この方向性では、つんくちゃん一人による楽曲や世界観をどう表現するかという観点ではなく、レーベルにおいて集団制作体制をとって、℃-uteと市場に合った音楽を作る、そういうセンスが必要になると思うのだ。

 

しかし音楽を聞くと℃-uteつんくちゃんによるカリスマ制作体制のハロプロ所属というより、アップフロントの音楽制作陣による集団制作体制になっていると思う。おそらくそれは2012年君チャリからだ。その頃から、ハロプロ的な変な音楽から、アップフロントゆかりのちゃんとした音楽が供給されるようになった。℃-uteの人気もそこから上昇し始めているし、音楽的な評価も出てくるようになってきた。

現在は、アップフロントゆかりの音楽性にもう一回ハロプロらしい楽しさやお祭り騒ぎを載せようと思考錯誤している。アルバムQueen of J-POPや「都会の一人暮らし」がその路線だろう。

 

さて、アップフロントとゆかりのあるレコード会社はどこだろうと、ちょっと資料を調査してみた。アップフロントの母体はヤングジャパングループだ。

ヤングジャパングループはポリスターとべーやん組に別れ、べーやん組はアップフロントになる、というのは、まあたいていの人が知っている話だろう。

ポリスターは、ポリグラムとヤングジャンパンの会社であり、のちにヤングジャパン持分は田辺が引き継ぎ、これがケイダッシュなどと関連する。

ポリグラムはユニバーサルに吸収され、ポリスターはユニバーサルへ。だけどCD制作流通などは、プライエイドに委託している。

 

現在、ゼッティマはソニーに販売委託、ハチャマとピッコロはポニーキャニオンに販売委託。なぜかベリーズのキングレコードへの販売委託を取りやめてポニーに変えてる