イマココカラの小田ちゃんと鞘師さん

ハロステでモーニングのイマココカラのMVが放映されました。

出だしの部分を小田ちゃんと鞘師さんが歌っています。その詳しい感想です。

 

 モーニングの曲にしては珍しくかぶせやインストの騒音がないので、鞘師さんの歌がよく聞こえました
鞘師さんは、どうも上から抑え付けるタイプなんですね。
小田ちゃんは、ハロプロで一般的な下から入ってバウンスして抜く、タイプの音の作り方。
 上から抑え付ける歌とバウンスして抜ける歌は世界観がかなり違うので、一連のメロディの中でバトンタッチすると、聞いてる自分に凄い負担がかかりました
自分としては女の子のかわいらしい声の雑音を上手く使えている小田ちゃんだけで、出だしの部分は聞きたいなぁと思います。


 鞘師さんのような抑え付ける系なら「できる」の「き」の出だしはシャクり上げた方が良いかなと思います。
 自分だと完全な正解はわからないのだけど、歌い始めの「だけど」の部分。鞘師さんは「だ」のあと、こぶし(喉仏)をさげるようなカンジで、下の音程の「け」に入っていますが、
おそらく「だ」の母音「あ」で、一回こぶしをしゃくり上げて音を切ってから、「け」の子音を発声させた方が良さそうな気がします。
 いまの鞘師さんはだの母音「あ」が喉仏の位置が一瞬下がるようなかんじで音程が下がります。「け」の前に中途半端ば音程が一瞬できて、それが汚い音になる。

 

 自分は小田ちゃんみたいに女の子の声の微妙な雑音をうまく使って表現する歌のが好みです
 「わたしたちは」の「た」から「ち」へ移るあたりのコントロールが女性のエロっぽさがでてるなぁと思います。
 「普通の女の子」の「ん」から「な」のひっかかり音もせつなそうで最高。
 小田ちゃんはインスト静かめで、軽めの歌は、表現力かなりあります!好きです。
もしかしたら小田ちゃんは、練習しなくても、こういう表現ができるタイプの人なのかもしれませんね。

 小田ちゃんはEDMの時は、リズムの作り方がいいところなしなんだけど、こういう曲ではえる人だなぁと思います。
 逆に鞘師さんはこういう曲はいいところなしのような。