3グループ揃えて両A面シングル新曲日比谷公開した仕掛け

「残酷なハロプロのテーゼ」

 

日比谷野外音楽堂から数日が経ち武道館発表のイメージが落ち着くと、スマイレージ℃-uteベリーズの3グループが両A面シングルで、そろって日比谷で初披露した事に大きな意味があるはずだという事に気がついた

各グループのファンの言葉を拾うと、スマイレージ新曲「新しい私になれ」は℃-ute風の曲とダンス、Berryzの新曲「サヨナラ ウソつきの私」も℃-ute風の曲想と激しくて揃えるタイプのダンス、℃-ute新曲「アダムとイブ」は℃-ute路線。

つまり日比谷野外ライブで3グループが同じ条件で℃-ute風の曲を同時に演奏したという事になる。ここまでやったという事は意図を持った「仕掛け」のハズだ。

当たり前だが、℃-ute風の曲をスマイレージやベリーズがやれば、℃-uteよりはっきり下手に見えてしまう(各グループ自らの特性に合った曲をすれば良いパフォーマンスになるのだが他のグループの曲をやれば、普通は下手に見えてしまう事になる)。実際、スマイレージはやたらと大雑把に見えたし、ベリーズはフォーメーション移動が清水佐紀ちゃんと熊井ちゃん以外は、10年もやってるのになんて雑なんだという有様だった。ちなみに清水佐紀ちゃんは、フォーメーション移動の時の歩き方や表情の作り方、上半身の動作だけで、「おぉ!」とテンションが上がるほど素晴らしい出来であり、℃-uteと一緒にダンスしても全く問題のない状態。

またこのようなリズム重視の曲をすると、ベリーズのリズム感の悪さが目立ってしまい、これまた残念な出来だった。

 

この仕掛けは露骨に℃-uteが他のグループに比べて1つも2つも次元が違う状態にあるように見えてしまうマジックになっている。

なぜ、このように露骨な℃-ute上げが行われているのであろうか?

歌詞も問題だ。スマイレージは新しい私になると「変わりたい」という願望だし、ベリーズは、今まではあなたに合わせてきたけど、もう嘘を着くのはやめて本当の自分になるけど、それでも愛し続けてね、っていう「変わるぞ」っていう歌詞。

℃-uteの歌詞はいつもの℃-uteで、とりあえずHしておこうみたいな本能につっぱしる系統。

「変身」「転身」というのは今の状況が悪いという事を表しておりスマイレージやベリーズのグループの調子の悪さを暗示する。

℃-uteだけ「通常運転」だ