CDJでのヲタ以外の感想ツィッターを読んで考えたこと

やはり外に出て勝負してこそ!

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2013年12月30日カウントダウンジャパンに出場した℃-ute。アリーナ席よりスタンド席を選んだお客さんが多いようだ。

お客さんのtwitterの感想を読むと、ほぼ℃-uteのビジュアル面での評価ばかりで、曲の評価はほとんどなかった(というか自分の読んだtwitterには一つも曲の評価はなかった)。℃-uteの良さは、我々が良い!っていう、スタイリッシュさや可愛さや、ダンスの圧力など。

 

ここから、℃-uteの曲はダメだから良くしろと考えるか、ビジュアル面をもっとアピルできるように工夫する、そこで突破を狙うか、と考えるか、戦略は二つに分かれる。

自分は当然、曲やダンスを、可愛さやかっこよさなど、℃-uteのビジュアル面を引き出すためのもの、それに随伴させるもの、として考える、という戦略を支持する。

これまでも℃-uteの曲は、そういうものにして欲しいという事で、℃-uteに合った曲、どこをどう変えるか、それをブログで書いてきた。

MVや℃-uteちゃんの写真のビジュアルイメージに近づけよと。

ハロプロの考え方の基本は、衣装や曲のおかしさ(ズレ)で、テレビバラエティ的な爪痕をのこして、それも時代からの微妙なズレという遊び心、そこで流行を掴め!というものだと思う。

売り出した当時のズレみたいなものが、そのまま固定化して、ハロプロスタイルになったから、これが時代の基準点から、大きくズレすぎて、もはやそういうズレが成立していない、というのが2011年8月までのハロプロだと思う。

 

この衣装や曲のズレ、という考え方が、℃-uteのビジュアルイメージで突破を図るという特徴と、大きくぶつかり合っている、というのが、℃-uteの問題であり、それを修正するように、ブログには書いてきて、実際、MVやジャケ写、衣装が修正されてきている。

これをさらに進めるには、日数と予算の確保、ビジュアルイメージで突破する、という強固な意志が必要だ。

またシングルがようやうスタート地点に立ったばかりだから、これから一歩一歩、そういう戦略に適した特徴を形作る必要がある。

まだ全く志し半ばというか、はじめの一歩を踏み出したばかりだ。売り出しを急いではならない。それなりにテレビに出て知名度を確保する必要はある。気にならないほど出て、ゴールデン出てもあまり主張をさせず、深夜番組でそれなりには個性を出して、あぁ、なんかいるなぁ、くらいの状態に知名度を浸透させたい。

 

ただ、とにかく外で勝負して、その感想を聞いて、それに対応していく、この作業が必要だ。広告代理店もアンケートや集計、市場調査で使うべきだし、流行りの色や、はやりの音色なども調査すべきだ。しかし戦略的な意味で使うのはやめたほうが良いだろう。

ビジュアルイメージで売り出した最初のアイドルになる気概と強固な意志が必要だ。

 

ヒルナンデスを見ていたら、新しいメイクのやり方が紹介されていたが、赤文字系女ドルヲタの女の子達がやるようなタイプのメイクだった。まさか一般の主婦層が観そうな番組で、ドルヲタ女子(男ウケ系ファッション)のメイクを紹介する日が来ようとは。しかも、パルルとか困り顔で流行ってるし、と、コメントもあった。

ファッション、メイク業界へのアイドル進出は大きく、これはビジュアルイメージとモテ力がポイントとなる。

いまは流行りでない、えびちゃんが、いかに受けたか、などを℃-ute陣営にも調査して欲しい。そしてファッション誌のスタッフを引き抜いて、℃-uteの売り出し計画を練って欲しい。

アイドルとファッションの融合の時代はもはや目の前に迫っている。℃-uteが新しいムーブメントの代表格になるべきし、そこで売り出しの突破をはかるのが、向いていると思う。

アイドルの売り出しには色々やり方はあり、基本は人気グループの真似をちょこちょこ取り入れていって、DDを増やす、間口をつくるべきだが、最終地点の売り出しでは、突破口を考える必要がある。