I miss you の良いところ

トゥトゥトゥトゥ・・・

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ハロプロの4つ打ちにありがちだったのが、インストのフレーズやバッキングの音が16分で手早く入り、歌が8分で均等に入り続ける、というパターン。

EDMでは、その手法はあまり良くなく、インストは16分にはいれず8分を基本とし、歌に16分を入れる、という手法が相性が良い。

I Miss Youでは、インストは8分を基本として、歌で16分を入れている事が多く、これが今流行りの音楽に近くなっている。

同時期に発売された娘。のシングル、チキブンは、ハロプロによくある16分のインストフレーズが入りまくって、歌は8分ばかりという傾向で、これはEDMらしくない。

なので、℃-ute陣営の音楽プロデュースが、インストは8分という事を理解し始めたのではなかろうか?

EDM系の流行りの音楽をやるなら、歌はさらに16分を多くした方が良い。

EDMは8分を基本として、横乗りと縦ノリの混ざったようなノリが大切なので、インストで16分のタイミングを規定せず、歌の16分で、場面やフレーズによって16分の位置を微妙にかえて、横乗りと縦ノリの混在した状態を表現するのに適している音楽だろ思う。BPMは126とか128ぐらいにするべきで、どんなに早くても130ではなかろうか?TIKIBUNはBPM133で、これはちょっと早すぎて、この横縦混在感がなくなっているような気がするし、リズムがタイトになっている。

打ち込みリズムを8分くらいまでに抑え、人間の歌で16分をとって、打ち込みなのに少しルーズなノリを構築できるのがEDMの良さであると思う。